信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

ゼーゲルコーンが・・・


今朝の京都新聞に「震災影響ここにも」という見出しで
ゼーゲルコーンの国内唯一の工場が
福島の屋内対比区域にあったため操業を停止したという記事が載っていました。

ゼーゲルコーンとは陶器の焼成の際に
一定の温度で倒れる使い捨ての温度計の事で
焼き物の出来具合は温度だけでなく熱量によって決まりますので
デジタルのパイロメーター(温度計)だけでなく
窯の焚き終えるタイミングを知る上で重要な道具です。
おいしそうなネーミングにだまされて指にはめても決して食べれませんので…047.gif


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こちらが以前に登り窯で使ったゼーゲールコーン。
焼成前はピンッと立ってる三角錐がカロリーがかかると自重で倒れてきます。
番数があり、それぞれ倒れる温度が違います。
ちなみに一番左が9番(1280℃)、右が15番(1435℃)。

これがないと窯焚きごとの適切な焼け具合を保てない為、
困る窯元はたくさんある事でしょう。
水やトイレットペーパーのように「陶芸業界版買占め」もあるかもしれません042.gif

でも当苑では現在ゼーゲルコーンは使用しておりません。
ガス窯を焚く時は規格の違うオルトンコーンを使っておりますし、
登り窯もオルトンコーンを立てますが、
あくまで目安で、倒してから何時間も焚き続けますし、
オキの量や炎の流れは温度計では分かりませんので、
最終的には経験に裏打された“職人のカン”で焚きます!004.gif
それに窯焚き中に見てみようかと色見穴を覗くと・・・
「あ、入れ忘れてたー!!」
なんてことがよくありますが、いつも問題なく焚けてしまいます。049.gif

でも、10年ほど前までは使っていたゼーゲルコーンの名残で
現在もオルトンコーンの事を当苑ではいまだに
「ゼーゲル」とか
「ゲル」とか呼んでおります・・・
オルトンさん、ごめんなさい023.gif



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オヤツにはコーンではありませんが、お菓子を。
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頂いた「黒ゴマセンベイ」。
桜もいっしょにプチ花見016.gif


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by soutouen | 2011-04-16 18:01 | 店長一号 | Comments(0)