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信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

異国行きの皿


ご縁とご注文を頂いて、今回の登り窯で焼いた皿。
異国行きの皿_f0014970_1894827.jpg

海外のレストランで使われます。
七寸(21cm)と使いやすい大きさで、日本の和食店でもうけそう006.gif

“ぼたもち”を置いての焼締めで、
ご覧のように一点一点焼き味はさまざまです072.gif



異国行きの皿_f0014970_18171452.jpg
なかにはこんなビードロの素晴らしいものや、



異国行きの皿_f0014970_18182251.jpg
“コゲ”の景色で重厚感のあるものも。


焼締めの器は扱いが難しい、
大量生産品に比べ重い、
そのうえ焼き上がりも様々で同じ物が出来ないと・・・
レストランなどのお店使いでは敬遠されることもありますが、
承知の上であえてこんな器を使うこだわりのお店は
きっと料理の味も素晴らしい!
店も繁盛しまくる!!
(と思いたい017.gif)

もちろん可能な限り風合いを損なわないで機能的にと、
しっかりと焼き締まり、土の感触も残る土を吟味し、
扱いやすい厚みとチップ(欠け)のしにくい形状に仕上げておりますよ027.gif



異国行きの皿_f0014970_18351832.jpg
そして、キズモノと見られかねないこんな石爆ぜ(イシハゼ)や長石の穴、
炎と灰の景色が良いと思う日本的な感覚や文化が
外国の方にも受け入れられることが単純にウレシイ060.gif043.gif


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Commented by anco at 2011-09-22 20:20 x
同じお皿でもここまで違うと盛り付ける側も楽しいと思います。
レストランはオーストラリアじゃないですよね…??
どのように盛り付けられるのかみたいです。
Commented by soutouen at 2011-09-23 08:47
☆ancoさま

お皿の行き先は香港(?)かアメリカ(?)だったと思います。
(ぜんぜん違うし・・・)
これから世界中にどんどん店舗を増やしていかれる予定 みたいですよ~☆
by soutouen | 2011-09-21 19:13 | 店長一号 | Comments(2)