草写し八寸鉢☆
2014年 11月 08日
今日はひとつの新作を掘り下げて
和食器ながらにビビッド!
いつもの食卓が華やぎます
土肌部分と施釉部分の掛け分けによる鉢ですが、
これひとつにもかなりのポイントとなる見所が詰め込まれてあります
器を重ねて焼く際などに、
器同士がくっつかないように間に貝をかませて焼いたりしますが、
貝が土と反応して接地していない部分にもふんわり変化が見られるので
重ねて焼いてませんが、アクセントにそれをねらって
たっぷりと施した織部釉の下でも模様が濃淡であらわれるので
蚊帳目→草のプリント→釉薬部分と器の面に奥行きをみせています
って言うか碧。
この「碧」って字、「あお」とも「みどり」とも読むんですって
まさしくこの字のような碧です
腰の部分と高台が一体成形のような形状で、
プレーンな土肌と蚊帳目の土肌、両方が楽しめます
分かれ目の段差は写真のように釉が底まで流れるのを防ぐ効果も
重心が下にあり安定感もバツグンです。
一点で様々な見所が詰め込まれたこちらの商品、
手造りの焼き物を楽しむ為の「入り口」としてもおすすめです
【釘田誠史作 草写し八寸鉢】
↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp
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そしてこちらの器の作者、現在信楽で個展中です
当苑からも近いギャラリー「陶夢」さんで。
陶夢さんのページはこちら。
靴がいっぱいです
あわせてどうぞ~
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