減らした火袋に二度焼き花入れ
2016年 03月 04日
3月に入り、すっかり春らしい陽気になってきましたね
そんななか登り窯の窯出し、順調に進んでおります
各間(部屋)それぞれ半分程はもう出ましたし、火袋も先日すべて出ました
今回は大小あわせて300点程を詰めましたが、ここ何回かに比べて少なめの詰め方をしました。
その分の空間に炎や灰のまわりも良く、割合としていい焼きのがたくさんとれたと思います。
豊作、豊作
では、恒例のビフォー/アフターを
けっきょく今回も製作がぎりぎりになり素焼きは出来ずのモノが多い結果に・・・
前回に比べて火前の段数をひとつ減らし、
かつ写真の両脇外側の棚組みをやめて奥までしっかり焼けるようにしてみました。
ちなみに右の一番下の花入れは一度焼いたモノですが、今回二度焼きで
今回もそこそこの荒れっぷりです
でも、棚からモノがなくなっているのは焚き終わり前にあえて燠に落としたからで
粉々になったり、溶けてなくなったりした訳ではありませんよ~
焼けたモノ達はまたの機会に御紹介するとして
二度焼きの花入れはどうなったかと言えば・・・
もともとビードロの美しい焼き味だったのですが
少しぎらついてケバイ印象だったので、燠に埋もれる場所で二度焼きしてみました。
もとの状態より落ち着きと重厚感のある、より茶陶に相応しい趣きになったかと
【上田寿方作山道手花入】
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