こんにちは。
先週はまさかのインフルエンザ感染(!)で、
ほぼ一週間をまるまるふっ飛ばされましたわ
登り窯の火入れをまぎわに控えてのギリギリ追い込み製作中だった為
「作業はしないと乾かない」でも「身体がしんどい」うえに「他の職人にうつしたらタイヘン」で・・・
ちょろちょろなるべく人に合わないように職場に来ては仕上げるで、なんとかのり切りましたわ
もちろん今週は完全復活!!
もう人にもうつりませんので、どんどん近寄って来てくださいねー
さて、
今日は手ひねりによる焼き締めの急須を
どれも紐造りによる一点モノでデザインはもちろん、サイズもまちまちです。
前回の窯では比較的小ぶりなモノをたくさん作ってもらったので
2~4人くらいで使ってもらう大きさが充実しております。
写真の奥は捻りによる指跡残し、手前は飛び鉋。
こちらは
“しのぎ”による装飾で火袋による焼き味。
急須などの「蓋物」を薪窯で焼く際には歪みによって蓋が出来ない事がないように、また本体と蓋の焼き味を揃える意味合いから
剥離剤として水酸化アルミニウムを接着面に塗って蓋をした状態で焼きます。
それでもどんどん灰がかかったりすると蓋が取れなくなって焼き上がってくるものも
良い焼き味にしたいけど蓋は取れるように・・・って見極めが難しいところです
こんな後ろ手のタイプも
急須というよりこのハンドルだと
“ポット”って感じになりますので紅茶などに良さそう
よく「大は小を兼ねる」と言いますが、急須はこれにはあたりません。
少しでいい人数の時は大きな急須で少ない量を入れればいいとなるかも知れませんが
それでは茶葉の蒸らしに問題が生じると思います。
まだまだ寒い日も続きます。
小ぶりな急須でお茶を淹れて温まりませんか
【服部津 手ひねり急須】
---------------------------------------
そんな急須も焼かれた宗陶苑の巨大登り窯 どんどん詰まってきております
「五の間」の戸前には巨大壷
明後日、2月16日(木)いよいよ窯に火が入ります!
窯焚きの見ごろは2月18日(土)~21日(月)です迫力の窯焚きは見ものですよ~ ---------------------------------------ランキングへのご協力お願いします
↓クリック↓
人気ブログランキングへ---------------------------------------