狸の窯 その2
2007年 03月 25日
今回は「狸の窯」で、御覧のように狸が大量に焼き上がってきました。
後ろ向きに並んでいるのは、火力の強い方に正面を向けると
お腹や目などの白い部分が茶色くなってしまうからなのです。
入っている狸製品の紹介は次回ゆっくりさせて頂きます。
通常、登り窯ではこの部屋は燃焼室とし、品物を入れない窯が多いですが
当苑の登り窯では棚組みがしてあり、毎回この部屋でも品物を焼きます。
前の背の高い壷と角の壷はいっきに直火が当たり割れてしまいました。
この場所をうまく焼くのは難しいです…。
まだ、本日のところは開けていない部屋がたくさんあり、
窯出し作業は今月末あたりまで続きます。