信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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やぶれ壷

登り窯の灰被りという場所は割り木の燃えるすぐそばであり、
非常に高温になり土が耐え切れなくなってしまう作品も多々出ます。
そういった品物の中にも破れ方が美しかったり、
迫力のある裂け方をしていたりするものがあり、
当苑では通常の傷物としてではなく、販売している物もあります。
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火力が強いために破れたり裂けたりした物ですから、焼き味が良い事が多いです。
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無理に裂いたり、意図的に破った訳ではなく
窯の中で自然に出来る美しさがあります。
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花を活けたりされる方が好んで使われるようです。
中には「失敗作だからタダでくれ」なんていわれる事も…。

破れても勇ましい佇まいに、窯の中で炎が舞う様子が見えてくるようではありませんか。
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by soutouen | 2006-06-06 17:05 | 陶芸 | Comments(0)