信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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登り窯による景色

登り窯の製品は電気やガスの窯と違い、
薪の炎で焼き上げる為、
焚き上げの炎が当ったり焼成時の薪の灰が付着し
無釉でも色がついて出来上がります。
薪が投込まれる正面と反対側で炎や灰の当たり方が違いますので
一個の製品の中で色合いが変化します。
これを「けしき」と言って見る者と作り手を楽しませます。


自然の炎による色合いですので焼上がりが想像しにくく
また、思いがけない色で出てくる物もございます。

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この湯飲みは正面の部分に灰が付着しておりますが
赤みのある火色の部分には灰がかかっておりません。
前に窯詰めしてあった製品の影になった部分がこういう景色を作ったのですね。



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こちらの面取りされた花器は、全体に火色の変化が出ておりますが、
写真正面の中央が白く光沢が出ております。
当苑では火色の発色を促す為、
まれに製品の隣に牡蠣などの貝殻を一緒に窯詰めしますが、
その貝と製品が強く反応するとこういう風に白や水色に光沢が出ます。
これも景色の一つとしておもしろいですね。



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この徳利は灰に埋もれて全体が炭化しておりますが
胴に朱色に発色している部分が見うけられます。
これは何が反映してこのような色が出たのかは私共にも分かりません。
また、分からない・ねらえないからこその魅力が登り窯にはございます。
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by soutouen | 2008-05-26 11:38 | 陶芸 | Comments(0)

石も。

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そう。
これは磁器です。
信楽焼とは言えませんし、
焼き物としては原材料で陶器と磁器で大きく分類されますが
信楽焼は陶器。
画像のものは磁器です。
土もの・石ものといわれるように使用する粘土が違います。
原材料が違いますので焼成温度や使用する釉薬、
制作方法なども違います。
信楽焼ではロクロ目や指跡など製作時の勢いや、
土の風合いを生かした仕上げを行うのに対し、
磁器では総削りと呼ばれる乾燥時に全面をカンナで削り出す仕上げを行う事が主流です。

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信楽焼の場合、火色や灰被りといった焼成時の薪の炎や灰が
作品に写し取られるのを詫び寂びの趣きがあり良しとされますが、
磁器の場合は画像の玉湯呑のように染付けをし、
灰などが付着して色が濁るのを嫌います。
このようにこの湯飲みは普段の当苑の「しごと」とは違います。
以前からお付き合いさせて頂いている大阪の料理屋さんからの注文で、
以前から使用しているものが画像の磁器の湯飲みで
前に購入したところがなくなったので製作出来ないだろうかと
ご相談を受け、受注したものです。
なので当然、普段店舗には出ておりません。
と言うより店に出しても売れません。
信楽に来て磁器を購入されるお客様は少ないと思いますので…。

しかしこのように出来うる限りのご要望は受け付けておりますので、
ご要望の品などがあるお客様は御相談にだけでも当苑にお越し下さい。
可能な限り対応させて頂きます。
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by soutouen | 2008-05-21 18:01 | 店長一号 | Comments(0)

いろいろ長皿 その2

ご家庭で使う料理の皿にはいくつか定番と呼ばれる種類のものがあります。
例えば8寸(24cm)の丸皿はカレーでもパスタでも
一人分を盛るのにちょうど良いサイズですし、
五寸皿は取皿として重宝します。
長皿ですと30~33cm程のサイズがそれにあたるのでしょうが、
下の皿は37cmと少し長めに作ってあり、
例えばサンマをのせても大きくははみだしません。
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昨日の長皿と違い、粉引と織部の取り合わせが和の器の雰囲気を醸し出し、
焼魚など和食の盛付けにぴったりです。

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こちらの皿はどちらもサイズは同じですが、
口縁の処理と釉が違います。
手前はやわらかなラインと登り窯により焼味の変わる白い釉。
奥は岩のような口縁の処理に土の風合いが生きる釉になっております。
盛る料理によって使い分けたり、
同じ料理を器を違えて盛るのも見栄えが変わりますので楽しいものです。
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by soutouen | 2008-05-14 15:36 | 陶芸 | Comments(0)

いろいろ長皿 その1

長皿といえば焼魚とついつい連想しますが、
料理の種類や盛付けの仕方によってかなり幅広い用途がございます。
もちろん皿の形状も色々な種類がございます。

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たとえばこちらのお皿、
とても焼き魚とは縁遠い形状と色ですね。
実はこの商品、銀座のフレンチ鉄板焼のお店
「ORIKASA」
さんからの御要望で製作させて頂いたお皿で、
洋食器とも和食器ともとれる仕上がりです。
焼き魚をドーンとのせるよりも、
小さく取分けたオードブルなどを並べて盛付けるのに適した長さと深さになっております。
こちらのお店のオーナーさん、とても器にも拘っておられ、
度々、信楽までお越し頂き、盛付ける器を吟味されます。
きっとお料理も美味しいんだろうなぁ。
東京に行く機会があれば入ってみたいお店です。

長皿の続きはまた明日。
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by soutouen | 2008-05-13 17:21 | 陶芸 | Comments(0)
してしまいました!

今年もたくさんのお客様に来苑して頂きありがたい限りです。



ほっと、したのもつかの間!今度は修学旅行のシーズンに突入です。


ちびっ子達がわんさかやってきます☆



そうそう、最近の小学生ってめっちゃ身長高いですね;;

私よりも身長高い子がざらにいる。。。。。。。



ちょっぴりショックです。笑




そいや、GW中にお神輿がやってきました!


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町内のお祭りらしくて子供たちがワッショイワッショイやってました。


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お神輿って近くで見るとカッコイイですな=3



うちの地元のお祭りでは、子供が中に4人くらい乗れるでっかいお神輿?が町内を練り歩いて、ラストに大通りで二機のお神輿がぶつかりあって勝ち負けを決める。
ってのがあるんですが(なんで勝敗を決めるのかは謎ですが;;)、もんのすごいタックルでぶつかりあってるんでまぢで怖かった。。。笑
指揮官みたいな人は竹刀で、お神輿バシバシしばいてるし。笑笑


ここ何年もみてないから久しぶりにみてみたいですね~。


そういえば、あと二ヶ月ぐらいで火祭りぢゃぁ~~!!!一年って早いものですね=3


今年は登る事できるんかにゃぁ~。足は完治しているはずです。笑
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by soutouen | 2008-05-09 09:16 | 二号代理 | Comments(0)

うららかな猫 その3

ゴールデンウィークも今日で最終日。
今日はおだやかに晴れて気持ちの良い春です。

今日は猫の限定品紹介その3です。
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クッションのような形状の真ん中に猫が佇んでいる照明です。
本体は土なのに布のように柔らかいフォルムが、
目を惑わせ、楽しませてくれます。

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木漏れ日のような灯りに照らされて眠る猫が本当に気持ちよさそうです。
仕事を終えて帰宅した後の私もいつもソファでこんな感じです…

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こちらは紙袋に入った猫の照明です。
紙袋の皺や折り目まで土で再現されています。

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照明がほんのり猫の顔をてらします。
袋の中には他に二匹の猫がいるようです。
袋の側面から覗かせている目の輝きでそれが分かります。
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by soutouen | 2008-05-06 17:43 | 陶芸 | Comments(0)
皆様、ご無沙汰しております。
窯元の従業員です。

ゴールデンウィークも中盤、5月になっちゃいましたね。
月替わりだし、また模様替えしてみました。


さて、春になり暖かくなってくると散歩が楽しいですねー。
散歩に行くとついつい探しちゃうのが『四葉のクローバー』!!
皆さんの中でも探したことのある方いませんか?

あれにもコツがあるらしいです。
なんでしょう?わかりますか?

・・・・まあ答えは後にして、とにもかくにも、毎年僕はそれをふまえて探してます。



今年の成果は・・・・・・。


あった!!


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しかも、よーーく、よーーーーく見てください!!
四葉と五つ葉!!!!!!

これには自分でもびっくりでした。
今年の運を使い果たした感がありますねーー、ワハハハハハ。

・・・とりあえず、しばらく良いことがないか楽しみに待ってみます!!

あ、見つけ方のコツですが、
『違和感を探す』・・・です。
三つ葉がたくさんある中で、見るともなしにザッと見渡します。
三つ葉ばかり見ていると目がクラクラしてきます。

その中で、「あれっ」と違和感を感じたら注意してみてください!!
そこにはきっと『四葉のクローバー』

皆さんもちょっとした幸せを探してみませんか?
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by soutouen | 2008-05-02 17:10 | 窯元の従業員 | Comments(4)