信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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焼上がり種々


窯変(ようへん)と言う言葉があります。
文字通り窯がもたらす変化の事ですが、
釉をかけない焼締めの製品はもちろん炎の当たり方で
一点一点違った色合いに焼き上がるという事は以前にもお話しましたが、
もちろん釉の製品も薪による炎の当たり方で様々な色見に上がります。
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こちらの「渦耳小鉢」は白のマット質の釉が施されていますが、
この商品が窯の入れる場所によってはこうなります!!
                
                
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入れる場所によってはもっとこうなります!!!!
                
                
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どれも同じ土、同じ釉、同じ窯で焼いておりますが
単純に温度の高い・低いだけでなく、焼成時の酸素の量や
温度の上がり方・下がり方で様々な色合いに焼けてきます。

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また、この鉢のように焚いた薪の灰が色合いに作用する場合もあり、
大量生産品の様に同じ物を色を揃えてという訳にはまいりませんが、
1点1点の景色を楽しむ気持ちで器選びをして頂ければと存じます。



4月11日(土)・12日(日)、恒例の「花見茶会」を催します。
どなた様もお気軽に参加して頂ける茶会ですので、この機会にぜひ信楽にお越し下さい!

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by soutouen | 2009-03-23 19:14 | 陶芸 | Comments(0)

窯出し中!!

登り窯の窯出しが始まっております。
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今回の窯には小学生・中学生が修学旅行で製作された作品もたくさん入っており、
卒業に間に合うようにお届けするために
急ピッチで出しております。
とはいえ窯が半端なく大きいので
全部出し切るにはまだ数日かかります。

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これは登り窯の一番下の部屋「火袋」の様子です。
窯から出す前の写真ですので同じ部屋の隣同士の作品でも、
炎の当たり方や灰のかかり方、
使用した土などで違った色合いに焼き上がっている感じがよく分かります。
釉をかけずに作った物を完全乾燥させてがっつり焼くだけというシンプルな工程ですが
焼き上がりは計算出来ない面白味があります。

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また品物に負けず劣らず良い焼き味なのが、窯の内壁。
何度も何度も繰り返し焼き続けられた窯の壁は
12の部屋がある当苑の登り窯では
各部屋違った色合いで楽しめます。
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by soutouen | 2009-03-07 18:48 | 店長一号 | Comments(0)