信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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色いろフリーカップ


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外側は土見せでロクロ目のナチュラルな質感を
内側は釉により彩色された、何にでも気軽に使えるフリーカップです。
大量生産の物でもこういった組合せのシンプルなカップを見かけますが
こちらはもちろん手造り品ですのでロクロ目の入り方等は様々ですし、
大量生産品によく見られる、目の細かな鋳込み用の土とは違いますので
ほどよく心地よい土の「ザラザラ感」も楽しめます。



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内釉はユニクロ的に様々な色を用意していますので、
色違いで色いろ集めても楽しいです053.gif


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by soutouen | 2010-01-30 16:25 | 店長一号 | Comments(0)
親戚に五代上田直方という茶陶を中心にしている作家がいるのですが
そこが昔に作業場として使用していた小屋を取り壊すらしいのですが、
中にある道具などを使うならくれると言うので
大量の亀板をゲットしてきました058.gif

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亀板(カメイタ)とは陶芸で作品を製作する際に載せる足付の板の事ですが
本来は丸い物をマルイタ、四角の物をカクイタ、角の四隅を落とした物をカメイタと呼んでいたようですが
今は足付の板すべてを総称してカメイタと呼ぶ事も多いようです。

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裏には製作した年と製作者が墨で書いてあり、
画像の物は昭和三年と読めますが、
大正や明治の物もあり感慨深いものがあります。

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なかでも足の部分を画像のように、はめ込みで取り付けてある物は貴重です。
今では当たり前のように釘で打ちつけてありますが、
バンバン土を叩いたりして使用する物ですから使っているうちに外れる物も少なくありません。
こういった道具作りにも職人の「こだわり」みたいなものが感じとれ嬉しくなります003.gif


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by soutouen | 2010-01-23 15:57 | 店長一号 | Comments(0)

巨大水甕


信楽にお越しになったことのある方は
まちなかのあちこちでこういった巨大水甕を見られた事があるかもしれません。

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画像は周りにこれまた巨大な蛙や狸が写っているので分かりづらいかもしれませんが、
水甕も高さが約120cmとかなりの大きさです。

信楽の土は成形しやすく、大きな物も製作可能な点が特徴ですので
昔、どこの窯元でも登り窯が主流で使われていた頃は
このような水甕もよく焼かれていたようです。

当苑でも現在では日常的に製作してはおりませんが、
画像の物を含め何点かが苑内のいたる所で見られます。

実際に水を入れる訳ではなく、
庭や店舗等のディスプレイ用として今でも稀に購入を希望される方がいらっしゃいます。


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巨大な壷だけに、それだけ歪みも大きく上の画像のようなキズがでる物も多いのですが
展示などに飾る場合はこのように破れた物の方がおもしろいかもしれませんね006.gif


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by soutouen | 2010-01-20 14:39 | 店長一号 | Comments(0)

さらに大皿

前回、前々回に続いての大皿紹介です。

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       一陶作捻り緋紋大鉢   W48cm H10.5cm

大皿というより大鉢の形状ですが、
かなりのサイズですので料理の盛り付けとしては大皿的に使うほうが適していると思います。
伝統的な信楽焼らしい土味と火色の大皿です。
当苑でも長い期間、勤めて頂いた「神山一陶」という伝統工芸士の作で、
紐造りにより非常に丹精に成形されてあります。



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       白窯変釉印花皿   W35cm H5.5cm

印花(ハンコ)の物と言えば白化粧を施す「三島手」が有名ですが、
こちらの皿は化粧ではなく釉による白で、
濃淡により、一枚の皿の中で印花の見え方が違い動きがある仕上がりになっております。



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       一陶作彫模様大丸皿   W54cm H7.5cm

一枚目同様「神山一陶」作の大皿で、飛び鉋と鶴の彫り込みが施されてあります。
ふぐの薄造りなんかを並べてみたいですね~
滋賀県は海無し県ですからフグを食べる機会はほとんどありませんが025.gif



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       寿方作灰被四方皿   W42cm角 H4.5cm

灰被りによる焼き上げの四方皿です。
誰が見ても大迫力の存在感ですが、その分かなりの肉厚ですのでけっこう重いです。
でも毎日使うには大変ですが、ここぞという時には文句無くかっこいい皿です。


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by soutouen | 2010-01-17 16:36 | 店長一号 | Comments(0)

上田寿方の大皿


前回ご紹介したように登り窯の大皿といっても様々な表現がございます。
もちろん作者によっても違った雰囲気になりますし、
同じ作者でも表現方法により様々な作品に出来上がります。

今日は当苑の会長 上田寿方の大皿を三種類ご紹介します。
それぞれの表現の違いと、同一作者による似た部分を探してみて下さい。


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       寿方作緋襷長方皿   W49cm×33cm

あっさりとあしらった緋襷、捻り上げた指の跡、火色の色合いが特徴の長方皿。
信楽焼らしい灰などはほとんどかかっておりませんが、
ナチュラルな土の色合いが良いです。



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       寿方作練込紋長方皿   W42cn×38cm

こちらは赤土の練り込みによりどこか幾何学的な紋様の長方皿。
ぼたもちで抜いた緋紋と赤土の紋様が
平面の皿の中に立体感を演出しています。



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       寿方作灰被り丸皿   W44cm H4cm

こちらは灰被りによる丸皿です。
松灰が炭化した部分とビードロ部分に真っ二つに別れ、
飾り皿としても見応えがあります。
数箇所にキレがありますが、
こういった作品はキレも含めて景色として楽しみましょう。



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by soutouen | 2010-01-13 15:57 | 店長一号 | Comments(0)

正月などの家族やお客さんがたくさん集まる場では
いろいろな料理で大皿を使用される事が多いですが
大皿というとどっしりとしたデザインで、当然のように重量も重くなる物が多いです。
しかし当苑ではやわらかなデザインで軽く扱える大皿もそろえております。

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       膳の窯焼締め長方皿   W36cm×26cm

ゆるやかなカーブの角皿で、
このサイズでは稀な薄造りになっております。
厚みが薄いという事はそのまま重量が軽いことになります。
普段使いでも扱いやすいほどに軽くはなっておりますが、
縁などをぶつけて欠かさない様に注意が必要です。


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       焼締め長方皿   W38cm×26cm

こちらも同じ焼締めの長方皿ですが、サイズが一回り大きくなります。
縁は直線の為、より扱いやすく盛り付けも選びません。
「ぼたもち技法」による柔らかな緋紋が美しいです。


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       寿方作捻り変形平皿   W41cm×36cm

こちらも同じく「ぼたもち技法」の皿ですが、
さらにもう一回り大きくなります。
ひねりによる成形の指跡や、ゆるい楕円がさらにやわらかい雰囲気です。


どれも普段からがんがん使うというようなサイズではない大皿ですが、
登り窯らしいやさしい火色はお料理を盛った際にうるさくなく
素朴な風合いが扱いやすい、どんどん使いたくなる焼き味です。


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by soutouen | 2010-01-11 17:21 | 店長一号 | Comments(0)

おくればせながら…


新年明けましておめでとうございます。(もう10日ですが…)
今年もよろしくお願いします。

例年、当苑の年始休みは長く頂いており、
本年は昨日の9日から営業を開始致しました。
来月の中旬には改窯後五十回目の窯焚きも控えております。
正月気分が抜けずミスなどのないように励みたいと思います。

毎年、仕事初めに初詣に行きますが
今年は地元信楽の「新宮神社」にお参りに行きました。

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夏の火祭りの松明はこの神社からの出発ですし、
時には焼き物の作品展示などにも使われる
信楽の住人には馴染みの深い神社です。

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「少しでもたくさんの方と当苑の作品の出会いがありますよーに。」

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by soutouen | 2010-01-10 17:34 | 店長一号 | Comments(0)