信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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棚組み



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登り窯の窯詰めが始まっております。
と言ってもまずは棚組み作業からです。
詰める予定の品物の高さによって組んでいきます。

当苑の窯では各部屋二列で棚組しますが、
一列は写真の様に棚組だけ先にして後から品物を入れていきます。
もう一列は品物を入れながら棚組みしていきます。

棚板は電気やガスの窯に比べかなりぶ厚いので
この作業だけでもかなりたいへんです042.gif

大小取り合わせて約1万5千点ほどの品物を詰めますので
窯詰め作業だけでも約一ヶ月半をかけて行います。

火入れは来月、8月26日の予定です。

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by soutouen | 2010-07-31 14:26 | 店長一号 | Comments(0)

涼の器


前回は「夏色の器」として明るい元気な色の器をご紹介致しましたが
今回は夏に涼を感じさせる器を数点とりあげます。


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          瑠璃釉流線小鉢    1,200円
澄んだ鮮やかな青が夏の海や空を連想させます。
波型の櫛目と釉薬の濃淡がさらに涼しさを演出します。
これだけで食卓の体感温度は1~2℃下がるとか・・・



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         「走の窯」四方平皿  1,500円
こちらも櫛目と青い釉薬ですが、登り窯の火色との組合せです。
こちらは海というよりも小川の流れといったところでしょうか。
刺身皿や銘名皿として上品に盛って下さい006.gif
同じデザインの大皿もあります。




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           「夏の窯」冷酒器セット  8,500円
手付き鉢と片口とぐい呑み二点の組合せです。
これ一式持って縁側に出て、
夏の夜風に当たりながら月見で一杯って良いですね~
手付き鉢は写真のように氷を入れてお酒を冷やしても、
ツマミを入れても049.gif


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by soutouen | 2010-07-29 15:47 | 店長一号 | Comments(0)

夏色の器


夏は苦手です。
寒いのは我慢できますが暑いのはちょっと・・・

店には業務用のエアコンが二台ついておりますが
これがかなりの年代物で先日とうとう一台分の室外機が故障してしまいました007.gif

一台は生きておりますがガラス張りの店内にこう強烈な日差しですと片翼ではおっつきません。
修理までの期間、お買物にお見えになったお客様にも御迷惑をおかけしております040.gif

グチっててもどーしても夏は毎年やって来ますので
あきらめて夏を楽しむようにしましょう056.gif

今日はそんな夏を楽しむ器のご紹介です。

夏の器と言うと清涼感のある磁器の染付けやガラスの器が真っ先に思いうかびます。
土の器でも瑠璃色の涼しげな器もありますが、
本日ご紹介するのはそういった涼しさを演出するものではなく、
「夏こそカレー!」的な感覚の(・・・?)
カラフルな明るい夏色の器です。

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          上田健次作 色化粧飯碗   ¥2,100

食事が楽しくなるような色合いですが
けっして子供用の食器みたくならないのは、
黒い土と掻き落としのラインがフォルムをひきしめているからでしょうか。

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マーブルチョコみたいで見てるだけでも気分が高揚してきます♪
色を違えて集めたくなる楽しみがあります。



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      上田健次作 色化粧フリーマグ  ¥2,100

上の茶碗と合わせるならこんなマグ。
同じ色化粧ですが土を違えて揃えるのがおすすめです。
以前にもお話した「外し」のテーブルコーディネイトです。


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写真では分かりにくいのですが、
こういったパステル調の色をベタっとした安っぽい色に見せない理由がこちら。
細かな貫入のガラス釉で色に奥行きが出て上品に見せます043.gif


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by soutouen | 2010-07-27 14:47 | 店長一号 | Comments(0)

2010火祭り


24日の土曜日、信楽では「火祭り」が催されました058.gif
これは竹と薪割り木で製作した松明をかついで山を登るという信楽の祭りで
和太鼓の響く闇夜の愛宕山に何百本もの松明の火が続くさまは見てても神秘的です。
(松明についてはこちら


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女性も子供もかついで登ります。
今年は約650本ほどの松明が登ったようです。
見てても楽しいですが、やはり参加しないと!024.gif

一般の方も事前に申し込めば参加できますし、
松明は支給された材料で自作するのが基本ですが、
出来上がった物も販売用としてあったりします。


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僕は何年も続けて登っていましたが
ここ数年は松明の火付け係や道に落ちた火種の消火係等で登れませんでしたが
今年は出発地点である新宮神社の篝火担当だったので、
全ての松明を送り出したあと、売れ残った松明をかついで登る事が出来ました070.gif


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松明は山の頂上付近の陶器神社で参拝した後、
またかついで山を降りてきます。
けっこうな量の花火も上がるのですが、
今年は登ってる途中だったのでほとんど見れませんでしたが満足です♪


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これが紫香楽太鼓です。
カッコイイ☆

しかし、田舎の山里の夜に、松明に、和太鼓の音色・・・
初めて見ると、映画「トリック」に出てくるようなあやしげな村の要素満載かも・・・


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by soutouen | 2010-07-26 14:47 | 店長一号 | Comments(0)

なごむ~♡


もう梅雨はあけたのかな?
連休の土曜日からいっきに夏の熱気になりましたね058.gif

屋外の大きな睡蓮鉢でメダカをたくさん育てていますが、
この季節になると新しい卵が孵り、爆発的に増えていきます。
当苑の会長はこのメダカを増やす作業にここ数年はまっており、
どんな炎天下の日も、
産まれたメダカを親に食べられないように他の鉢に移す作業に精を出しています008.gif
今年ももう数百匹には増えたかと思います。

ここ数年、この季節から店内でも大鉢に入れて飼っているのですが
そうしておくと大鉢の方がよく売れます♪

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          勝作ひねり楕円水盤

今年は鉢ではなく楕円の水盤にしてみました017.gif
楕円なので運動場のトラック気分でグルグル泳ぎまわっております。


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見てるとほんとになごみます053.gif
なかには時間を忘れて見入っておられるお客様もいらっしゃいます。

メダカはまだ小さいですが、これからどんどん大きくなっていく予定です。
あしらいに入れてる登り窯のシコ(窯の内壁)や水草、
メダカも御要望であればサービスに付けたりもしております☆


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by soutouen | 2010-07-20 16:52 | 店長一号 | Comments(0)

壺中の天


「壷中の天」と言う中国の民話があります。

薬屋の老人が毎日、商売が終わると店先の壷の中に飛び込んで消えていくのを
費長房という役人が目撃し、
興味津々気になって老人に一緒に連れてってと頼みこみ、
壷に入ると中にはそこは豪華絢爛な御殿で美酒やら美食やらが並んでいて
二人で呑み食いして楽しいんだというお話。


イイですね~
ウラヤマシイですね~
これでタイやヒラメの踊りが見れたら最高ですね~


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当苑にはじっさい人が入れるくらいの大きな壷もいくつかあります。
以前にはテレビドラマで子供が壷の中に入るシーンが撮りたいという事で
某テレビ局に貸し出しをしたこともあります061.gif


美味美食が味わえるこの世の天国という事から
「壺中天」なんて名のついた料理屋さんなどもありますが
この話の意味には
「日常のなかにも自分だけの別世界がある」
ということらしいです。

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我々のような物造りの仕事は
日常も一年間毎日同じ仕事の繰り返しばかりという訳でもないのですが
同じ仕事のなかでも個々に楽しみであったり目標であったりを見出そうとします。

手造りの仕事である以上、日常に飽きた気分であったり
退屈した気持ちで造った物はやはり作品にも出ますので。


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窯元の仕事は日常に「ゆとり」であったり「楽しみ」であったりといったものを
提供する仕事だと思っておりますが、
提供する側が「日常に自分だけの別世界」を見い出せないようでは
おもしろい物造りは出来ません!043.gif


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by soutouen | 2010-07-17 18:18 | 店長一号 | Comments(0)

ランカン橋造り その2


前回に続き「欄干橋」造りの続きです。


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前回横飾りまで行ったぶんの上面に櫛目をいれます。



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アーチ状に乾かしてあった手すりを支柱を入れながらノタで接着します。
なるべく同じ乾き具合の物を接着しますので、支柱部分もあらかじめ製作しておきます。
「パーツを先に作って組み立てる」
プラモデルや木工の感覚ですね。


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あとは欄干部分の模様や飾りを付ければ出来上がりです♪
ただし、急激乾燥は禁物です!
手すり部分が先に乾きますので、収縮の差でキレ易いのでなるべくゆっくりと乾燥させます。

写真のように橋造りは最初から最後まで全てアーチ状の土台の上で作業を行います。
成形終了後もある程度乾くまでは土台は外しません。
また焼成時も真ん中が落ちるとキレますので受けて焼きます。
9月中旬ごろ登り窯から窯出し予定です。


「橋」ってなんかロマンがありますよね~
「こっち」側と「あっち」側をつなぐアイテムってところがなんともロマンチックです016.gif
長崎の眼鏡橋とかチェコのカレル橋とか和洋問わずステキです。
信楽にも「カエルの橋」(欄干に蛙の置き物がありこう呼んでおり、正式名称は知りません)
とか良いたたずまいの橋もありますし、
僕の自宅の前にもコンクリート製の普通のちっさな橋がありますが、
以前に車をぶつけて欄干を壊した事もあったりし思いで深く、
昭和な感じのレトロな外観が大好きです053.gif


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by soutouen | 2010-07-14 11:41 | 陶芸 | Comments(0)

ランカン橋造り


昔から庭園用の飾り陶器として定番の「欄干橋」。
鶴や蛙の置き物と並んで庭に池や小川を作っている方にはおなじみの商品ですが、
現在の住宅事情からか今は「飛ぶように売れる!」といった種類の製品ではありません。
しかし、全国的に見て陶製の橋を製作している窯元は少ないのか
当苑には時々、お問い合わせを頂いたり製作依頼を頂く製品でもあります。

そんな訳で定番として製作してはいませんが、
今回数年ぶりに二尺(焼き上がり約60cm)と二尺五寸(約75cm)のものを製作致しましたので
製作工程をご紹介します。


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まずタタラと呼ばれる板状の土をアーチ状にベニヤと角材で製作した台の上で一昼夜ほど乾かします。
台はもちろん石膏型でもかまいません。


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同様に欄干の手すり部分も乾かします。


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乾いた後、橋の横飾りになるパーツをノタ(同じ土を水で溶いた物)で貼り付けます。
この部分もあらかじめ作っておき発泡スチロール等で保管しておく方が作業しやすいです。


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貼り付け後、好みの模様をいれていきます。
ヘラなどでも結構ですし、石膏などで模様のスタンプを作っておくと早いです。


こういった物を製作する際はこの様に
柔らかいうちにする作業と、
半乾きで行う作業とに分けて行うと効率的でしょう006.gif

その2につづく

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by soutouen | 2010-07-12 13:43 | 陶芸 | Comments(0)

神山一陶 遺作展


「神山一陶」(こうやまいっとう)
当苑にて長い間、職人として焼き物造りの腕を奮っていた作家です。
70歳ごろに当苑を退職後も嘱託として五年ほどは仕事をして頂いていました。

昨年の秋、惜しまれつつ亡くなった一陶さんの遺作展が伊賀にて行われています。
場所は「伊賀の小屋組みギャラリー」という所で信楽からは車で約30分ほどです。

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作品は伊賀在住の福島利治さんという方の穴窯で焼かれた物が中心で
この遺作展もその方が執り行なっておられます。
ご本人様ともお話させて頂きましたが気さくなおじいさんで、
一陶さんとの思い出話もいろいろと聞かせて頂きました。
驚いたのは八十歳も越えているその方が窯を焚く事もですが、
その薪も全部ご自分で山から切ってくるというからスゴイです005.gif

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一陶さんの作品は当苑にもいくつかストックがあり、
手ひねりの技術が素晴らしく僕達も普段から勉強させてもらったりし見慣れてはいますが
当苑の登り窯以外で焼かれた物を見るのは初めてなので
不思議な気分もしました。


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数日前にこのブログでご紹介した香炉の延長線上にある作品ですね。


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この展覧会が行われている「小屋組みの家」はこの地方独特の地震に強い工法の建物らしく
木材の匂いが香り、ほっこりします♪
以前はお食事も出来たらしいです。
う~ん、食べにも来てみたかった・・・

遺作展は明日11日までですが、終了後も一部残して展示するそうです。


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by soutouen | 2010-07-10 15:33 | 店長一号 | Comments(0)

一水庵の川床料理


店や陶芸教室でお客様のお相手をしていると
「どこか昼食の出来る場所はないですか?」
と聞かれることが多いのですが、
地元のことですので、お客様の向かわれる方向や予定、またはご要望によって
何軒かお教えする料理屋さんや喫茶店があるのですが
その中のひとつに「一水庵」という蕎麦・和食の店があります。

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宴会も出来るので寄合いなんかの時は松茸やすき焼き等のコース料理、
数人での時は単品でお酒をちょこちょこと、僕もときどき利用します。
場所は信楽駅の斜め向かいで、
僕の自宅から歩いて行ける距離にありますので呑み過ぎても安心ですし・・・

その一水庵さんが川床(人工造園)を新設されました!
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川床と言えば京都の貴船が有名で、いつか行ってみたいなぁ~と常々思っていたのですが
まさかこんなに早く、しかも近場で体験できるとは思ってもいませんでした038.gif


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器に当苑の製品も一部使っていただいております。

店主の一水庵痴陶火さんは陶芸家でもあり、二回にギャラリーも併設されております。
店のセンスも素晴らしく、こういった新しいことをやるパワフルさにはいつも脱帽します001.gif

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川床の一画にはハナショウブも植えてあり、
信楽は涼しいので、今の季節は特に最高です♪
おすすめです。


モダン割烹 一水庵
場所:滋賀県甲賀市信楽町長野150-3
℡l:0748-82-2800
http://1suian.com/index.html#


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by soutouen | 2010-07-07 13:52 | 店長一号 | Comments(0)