信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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間焚きと卵♡


連日お届けしている登り窯の窯焚きですが、
6日目の本日もがっつりまだまだ続いております。
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窯の両側から薪を投げ入れる「間焚き」に入って三日目、
現在は「四の間」の間焚き中です。(写真は「二の間」)

各部屋に入っている製品によって、
しっかりと時間をかけて焚き込む部屋があったり、
釉薬のかかった製品が多い部屋などはあっさりと焚いたりしますし、
温度の上がり方も各部屋で違いますので
間焚きの時間は部屋によってまちまちです。

「四の間」から上の部屋は釉薬物である狸が多く詰められておりますので
温度を上げすぎると釉薬が流れたり、お腹などが茶色くなってしまったりしますので
ちょうど良いところで焚き終えて次の間に移っていきます。
温度計なども付いていませんので炎の色や品物の色、
焚いた時間や束数などを目安に「職人の経験とカン」で焚いていきます006.gif

窯焚きを見ていると視界の右上に「アナログ」という文字が見えてきそうですね・・・



窯焚き中に来て頂いたお客さまに「さしいれ」を頂戴する事がございます。
暑いだろうとビールを頂いたり(僕はこれが嬉しい!)、
お菓子やアイスを頂いたりと本当にありがたいことです016.gif
そんな中で先日、変わった品を頂きました!

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イースター・エッグというらしいです。
食べるものではありません。(念のため)
お客様の手づくりで描かれた(染め?)模様がカッコイイ♪
お互いに作って交換するらしいのですが、
ひとつ、ひとつ繊細な模様を入れる根気が僕には・・・

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古来より卵とウサギは豊穣のシンボルだったようで、
今回の窯には来年の干支である兎の品も詰まってますので
良い焼き上がりになる予感がします053.gif

そんな窯出しは9月5日からの予定です。


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by soutouen | 2010-08-31 15:06 | 店長一号 | Comments(0)

間焚きィィ!!!


昨日に続き登り窯の焼成ですが、
現在は火袋の大焚きも終わり、各部屋の間焚きに移っております。

登り窯の間焚きとは、余熱を利用して約1000℃まで上げた部屋を
下の部屋から順に薪を投げ入れ焚き上げ温度まで焚き込む作業です。
火袋を焚いた余熱で隣の部屋の一の間に薪を入れ、
12時間~30時間ほどかけ、残り300℃ほどを上げ
一の間が終わると次の二の間を上げ・・・
と言う具合に下の部屋から余熱利用しながら焚き上がっていきます。
なので火袋以外の部屋は全て1,000℃程からスタート出来るので
少ない燃料(薪)と時間で大量の品物を焼き上げる事が可能という
非常に良く考えられたシステムになっております。

この間焚きの作業は各部屋の両側から薪を入れて行うのですが、
投げ入れると部屋の中は1000度以上ですので火が着いて燃え上がります。
おおよそ15分間隔おきに片側だけで一束半の赤松をくべます。
それもポトポト入れるのではなく部屋全体に均等に入れたり、
温度の低そうな所を狙って重点的に投げ入れますので
そうとうなコントロール技術が要求される作業になります。


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まずは数本手前側に落とし・・・



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狙いを定めて・・・



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投げ入れますっ!!!



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もし小さな焚き口から外れると、壁・薪・手の平と直列に衝撃が走り・・・
・・・そう、流血します007.gif



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そうならないようにスポッと焚き口の穴を通って狙った所に薪を投げ入れるという
ウルトラCな(死語?)技術が必要になる訳ですね038.gif



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そういった作業を両側から同時に薪を投げ入れて行います。
お互いに見えませんので
「おーい」、「おーい」と合図を掛け合って行います049.gif


写真は「一の間」ですが現在は「二の間」に移ったばかりです。
まだまだ先は長いです。


「間焚き」については以前の記事でも取り上げておりますので御参考下さい。

窯出しは9月5日頃から約2週間の予定です。


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by soutouen | 2010-08-30 17:16 | 店長一号 | Comments(0)

火袋 大焚きィィ!!!


登り窯の窯焚きも4日目で、現在は火袋の大焚き中です。
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いつもは僕も窯焚きをしていてクタクタになるんで
窯焚き中はこのブログの更新もストップしてしまうのですが、
今回は諸事情で窯焚きから外れてますので焚いてる様子が
いつもよりはおとどけできるかと。

前回も書きましたが当苑の窯は火袋にもしっかりと品物を詰めますので
昔と違い火袋もしっかりと焚きこみます。
赤松の割り木で約300束を火袋だけで消費します。

また火袋内のオキを返したり、舞い上げたりする作業が迫力満点で
大焚きになってから数時間置きにしか行いませんのでこれが見れた方は幸運です016.gif



実際に何をするかと言いますと・・・

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オキの中にステンの棒を突っ込んで・・・


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腰を入れて、テコの原理で・・・


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跳ね上げるっ!!


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突き刺しては・・・


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跳ね上げるぅぅっ!!
こんな作業を1300℃近い炉内の前で繰り返し行うわけで
この掻き混ぜタイムがやってくると一気に体力も持っていかれます008.gif

写真では伝わりにくいのですが、周辺の温度も熱気で一気に上がり、
火の粉も舞い散りまくりです。
残念ながらこの作業が見れるのは今日までで、
変わりに明日からは間焚きの様子が見て頂けます。
こちらも職人のスパーテクニック満載で必見です017.gif


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by soutouen | 2010-08-29 17:51 | 店長一号 | Comments(2)

カルボナーラ



以前のハマチ料理に続いて、今回は大好きなパスタに挑戦!
カルボナーラとバターライスです003.gif

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卵黄と生クリームと粉チーズのソース、割合が適当だったので少しゆるくなっちゃいましたが
初めてにしては上出来かと。
カルボナーラにはフェットチーネがよく絡んで好みです。
ベーコンを炒める為の白ワインを空けてしまわないとと・・・・
結局、お酒の量は減りません・・・011.gif

紅志野釉八寸皿  ¥3,000
トルコ青タンブラー  ¥2,100
粉引六寸浅鉢  ¥1,500 





そして登り窯の窯焚きも三日目です!!

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まだまだこれからで、炎の色合いもこれからどんどん白に近い色に変わってきます。
明日、明後日は窯焚きの見頃ですので、ぜひお越し下さい040.gif



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by soutouen | 2010-08-28 17:58 | 店長一号 | Comments(0)

これから火入れです。


本日、これから登り窯の火入れ予定です!
現在、火袋と呼ばれるいちばん下の部屋を窯詰め中ですが
本来登り窯ではこの火袋には品物を詰めない燃焼室と言う薪をくべるだけの使われ方をしますが
当苑の火袋では二列分の棚組みをし、品物を詰めます。

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以前より火入れの日程をホームページでも公開しておりますが
火入れの本日や明日は、窯焚き見学にいらっしゃても「あぶり」の段階になりますので
焚き火みたいなもので、見ても迫力には欠けます。
窯焚きの見頃は明後日28日~30日になっており、
特に29日は火袋の大焚きの予定ですので窯焚き見学はこの日が狙い目です058.gif

窯出しは9月4日ごろからの予定です。


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by soutouen | 2010-08-26 17:50 | 店長一号 | Comments(0)

ハマチの漬け焼き


時代に背いて「男子厨房に入らず」を頑なに貫いておりましたが
焼き物屋として器を作り販売する以上、少しは料理も出来ないと・・・
と数年(数十年?)ぶりに包丁を握ってスーパーで買ってきたハマチの調理に挑戦021.gif

なんとか出来あがったのがこれ↓
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一口サイズに切ったハマチを
醤油、みりん、酒、にんにく、しょうが、砂糖で作った漬け汁に
1時間ほど漬け置いた後、焼いただけの簡単料理。
でもこれが料理の「り」の字も知らない男一匹にはなかなかの大仕事でしたが
充分おいしく、満足です056.gif


半分は漬け汁をしょうが焼きのタレと醤油、酒に変えて漬けましたが
こちらもなかなかの美味でした。
皿は「津作白窯変楕円皿」。1,800円。
ハマチだけでなくカレーやパスタなど色々使えて便利です。
野菜がトマトだけで緑がないのはご愛嬌で・・・



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残った分はお茶漬けの具にして、朝食に頂きました。
勝作伊羅保釉平茶碗 ¥3,000



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今週の木曜日、巨大登り窯に火が入ります!!
窯焚きの見ごろは8月28日(土)~30日(月)で、
窯出しは9月5日ごろからの予定です。
迫力の窯焚きや焼かれたばかりの作品を見に
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by soutouen | 2010-08-24 16:30 | 店長一号 | Comments(0)

招きやキャット♪


招き猫といえば信楽の狸と並んで商売繁盛の縁起物として有名ですが、
よくあるのは白地に部分的に赤をあしらった常滑焼の物や
プラスチック製の物で、電池などで手招きの動作をする物ですが、
当苑でも信楽の土で登り窯で焼き上げた「ならでは」な招き猫を製作致しました001.gif


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土の風合いを生かした登り窯での焼き味で、
愛嬌のあるニンマリ笑顔でしっかり幸運を招いてくれます。
上げている手(足?)によって招くものが違うと言われておりますが
左手上げは人を招き・・・




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右手上げは金運065.gifを招くと言われています。
手だけでなく、お腹の文字や焼き色も一点づつ違えておりますので
ぜひお気に入りの一匹をお探し下さい。
また、奥の子のような黒い猫は魔除けの意味をもつらしいです。



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そしてやっぱり人とお金の両方を招く両手上げも作ってあります004.gif
ただし欲張りすぎてお手上げになると見る向きもあるらしいのでご注意を!
  洋介作招き猫  各5,000円



そしてもう一品。
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地面から顔を出し「おいで、おいで」と手招きしている猫。
どこか楽しげな世界に連れて行ってくれそうな表情です024.gif
普通に飾っても良いですが、
置く場所のアイデアによって面白みの増す商品です。
   一也作猫置き物  各2,800円


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今週の木曜日、巨大登り窯に火が入ります!!
窯焚きの見ごろは8月28日(土)~30日(月)で、
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by soutouen | 2010-08-22 11:41 | 店長一号 | Comments(0)

戦争と焼き物


ふらっと愛知からお見えになって飯茶碗を御購入頂いたお客様から
これも何かの縁だと御本人が自費出版されている本を頂戴致しました。

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          「ビルマ戦線を語り継ぐ」   編集 恒川利雄

ビルマ戦線に出兵した兵士から家族に宛てた手紙や
戦地の兵士の手記などが集められており、
資料的な意味合いもあり
まだ半分ほどですが興味深く読ませて頂いております。

以下、手紙の抜粋になります。

安達秀二方 ヒデヲ君   愛知県海部郡佐織村西川端
 ゴメンクダサイ、ヒデヲクン
ゲンキデスカ オトウサンハ
ゲンキデセンソウヲシテイルヨ、
オトウサンノカヘルマデ
オバアサマヤ オカアサンノ
イヒツケヲヨクマモリ
イッショウケンメイ
ベンキョウナサイ、
オトウサンハ ソレバカリ
イノッテイルヨ サヨウナラ
中支派遣軍三七〇二部隊  大泉隊  安達 秀二


「オトウサンハゲンキデセンソウヲシテイルヨ」!?
「元気で」と「戦争をしている」というまったく別の響きを持つ言葉が
一緒に使われる事にものすごくシニカルに感じられ、
戦争経験者である祖父が健在で身近にいて、
少なからず話を聞く機会のある僕でも
これらの内容はどこか別の世界の話のように感じられます。
月日が流れても忘れ去られないよう、繰り返さないよう、
遺族の悲しみや戦争の悲惨さや傷みを伝える為に出版されたのだと思います。


さて、信楽焼の窯元である当苑のブログで今回なぜ戦争の話題を取り上げたかと言うと、
信楽焼と戦争・・・・・実はまったく無関係という訳ではないのです。
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これは何か分かりますか?


なんと信楽で製作されていた陶製の地雷(右)と手榴弾(左)です!!
日本は鉄鋼資源の少ない国で、
戦時中はお寺の鐘まで溶かして武器にしていたらしいですし
鉄の代品として陶器の武器が作られてもおかしくない時代だったのです。
祖父いわく
「泥で作った武器でアメリカとかの大国とケンカして勝てるわけがあらへん」
らしいです・・・。

同じ焼き物の窯元として、
人を殺す為の道具ではなく、
人を楽しませる為の物造りが出来る事に感謝しつつ・・・。



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by soutouen | 2010-08-20 15:54 | 店長一号 | Comments(1)

夏の最大イベント!


お盆が終わると、
暑さも和らぎ、
クラゲも出てくるし、
ぼちぼち夏も終わり・・・

・・・という認識でしたが、
太陽のヤツ058.gifは相変わらずギラギラと照りつけてくるし
セミも蚊も「まだまだ夏は続きまっせ」という顔をしております。


そして宗陶苑でもこれから夏の一大イベントが控えております!!

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そう「巨大登り窯」の窯焚きです017.gif

現在、窯詰め中で8月26日の火入れに合わせ、
急ピッチで作業が進められております。

窯焚きの見ごろは8月28日(土)~30日(月)で、
窯出しは9月5日ごろからの予定です。

夏休みの最後にぜひっ!


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by soutouen | 2010-08-16 16:00 | 店長一号 | Comments(0)

まっちゃミルク金時


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あついぃ~~
煮えてしまった釉薬のテストがかき氷に見えてきた042.gif


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夏休み宿題教室、終了いたしました。
たくさんの御利用、ありがとうございました。
御利用頂きましたお客様、焼き上がるまでもうしばらくお待ち下さい。
     
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by soutouen | 2010-08-15 15:30 | 店長一号 | Comments(0)