信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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けずる装飾


削る装飾。
いったん作った形から、削っていく引き算のしごと。

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                  【金森洋介作ぐい呑 各5,000円】

「面取り」と「しのぎ」。
奥は面取り。
丸く作ったものを文字通り削り取って面を出す技法。
手前はしのぎ。
「しのぎ」とは削る事によって表面に凹凸をつける技法。(こちらも)

どちらも器の表面に凹凸やエッジをつくることで
釉や化粧にも変化がでますので陶芸ではポピュラーな技法ですが
このように焼き締めでやっても炎や灰の舐め具合に変化がついて
火色やビードロの表情が豊かに001.gif

引き算の作業ですが、その効果は足し算006.gif


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                【金森洋介作しのぎ一輪挿し 30,000円】

しかも荒土を使った場合には、
削ることによって出来た表面のざらっとした風合いも“景色”に009.gif

しのぎや面取りは、エッジの部分の自然釉の色合いが特徴的。
どこかアンティークにも通じる気品を感じます026.gif026.gif


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                    【上田宗作えぐり碗 3,000円】

こちらは細かく表面の土を抉ったお碗。
表面のぽつぽつはこちらの道具を使って037.gif


足し算と引き算。
ほど良い塩梅で選択しないと。
まるで人生!039.gif



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by soutouen | 2014-05-24 17:13 | 店長一号 | Comments(0)

MOGUSA


「もぐさ土」を登り窯の焼き締めで焼いてみた001.gif


「もぐさ土」とは美濃地方の陶土で志野や織部で用いられる土です。
志野や織部の釉薬と相性良く、土の質感もおもしろい001.gif

そんな「もぐさ土」を買ってきたので
信楽の登り窯で無釉で焼き締めたらどうな感じやろか?
ってだけの興味本位な話です。
「何をもって信楽焼か?」ってのはよく議論されるし、
お客さんにも尋ねられるテーマではありますが、
薪窯であることとか、信楽の地で作る事とか、作風とか色々人によって意見はありますが
やっぱり“信楽の土”でつくるって事は大前提であると思います039.gif

「美濃の土で信楽焼やってます」って何のこっちゃ分からんくなりますしね(笑)
でも他産地の土を勉強がてら使ってみるのは決して悪いことではないかと・・・

そんな訳で、焼き上がりは・・・

・・・

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こんな感じ003.gif
なかなかにおもしろい雰囲気ではあります049.gif

でも、砂気が多くパサパサしており、
ふだん信楽の粘り・可塑性の優れた土に慣れている身としては
かなり成形しがたい026.gif


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こっちは若干信楽の水簸土を足して作られたもの。
幾分か成形はしやすくなったようです045.gif


が、こちらももぐさ単味のモノも水を入れて1分もしない内に水がダダ漏れ!007.gif
やはり釉薬をかけて焼かないとダメかなぁ・・・・・・



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でもこの焼き締めた地肌の質感もいいしなー。

特に、
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木べらを使って削った際の肌の起き具合は038.gif

次は信楽の土に少しだけ足して焼いてみようかな029.gif
たまにはこんな本来の信楽とは違うことをしてみるのも
肩の力が抜けて良いです☆(たまにはか…)

とにかくもう少し色々試してみる価値あり・・・ってとこです043.gif


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by soutouen | 2014-05-19 17:29 | 店長一号 | Comments(0)