信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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新作花入れ☆


秋の気配を追いやって、また夏のような日差しがもどっている信楽です004.gif
この時期から12月中ごろまで遠足・修学旅行でたくさんの子供たちがやって来ますので
陽気が長く続くのは喜ばしい事です058.gif

今日は先日窯出しが終了した登り窯から
花入れを3点ご紹介します001.gif

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                  【上田寿方作 信楽四耳花入れ】

自然釉のビードロが艶っぽく流れた花入れ。
寿方の花入れとしては珍しい形で、
角柱の胴に四つの小さな耳が付いております009.gif


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毎年この時期に店先で強烈に甘い香りを放っている金木犀を026.gif
一枝だけでも店内は香りに包まれます。
天然のアロマ016.gif



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                   【金森洋介作 ひねり花入れ】

火袋で焼き上げられたこちらも本体はシンプルな花瓶形状ですが
ランダムに途切れた円盤状のヒダ(?)が
どこか“宇宙”のエッセンスを感じさせます(笑)


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信楽原土の紐作りに口は二重口と
伝統的な要素のみで、突飛な形を作る面白味037.gif



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                    【上田宗作花入れ(トルソー)】

これまた突飛な形状です(笑)
が、所謂「瓢箪形」の花入れと同じ要領でお使い頂けるかと041.gif


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これは火袋焚口の脇に窯詰めしてありました。
ここは決して安全にとれる場所ではありませんが
うまく生き残ると非常に面白い焼き味にあがります。
そして・・・


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この場所に詰めたモノは前後なく360度様々な焼き味で灰が被りますので
こういったぐるり全部を見せたい作品に適した場所かとサトリました041.gif

『トルソー』とはイタリア語で木の幹を意味するtorsoに由来し、
手・足・頭を除いた胸像を意味します。




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by soutouen | 2015-09-29 17:45 | 店長一号 | Comments(0)

土地蔵とイケメン☆


シルバーウィーク、始まりましたね001.gif
宗陶苑はもちろん休みなしで営業中!!
窯出ししたばかりの新製品もぼちぼち店に並んでおりますので
お近くにお越しの際はぜひお立ちよりください049.gif

さて、今日はそんな登り窯から出した新製品の中から、お地蔵さんを003.gif
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ずらりと並んだお地蔵さん。
どれも手ひねりの一点もんで、さまざま017.gif



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穏やかな表情には
ホントにほっこりします032.gif



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サイズも様々ですが、お庭に置いて頂く事を想定しております。
大半が無釉の焼き締めで、これから“時代がつく”事も楽しみな品です045.gif



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今までも屋内用の小さなお地蔵さんはございましたが、
外に置けるようなサイズは今回が初めて。
なぜか当苑には「お地蔵さんを探しに」というお客さんがちょくちょくありましたので
これからも定番化しそうな予感がしております039.gif



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石のお地蔵さんとはまた違った質感で
荒い信楽土と登り窯による焼き上げで趣きがございます027.gif



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ぜひ、それぞれのご家庭に一番合うお方をお連れ帰り下さい058.gif



【釘田誠史作 陶地蔵】

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そして、当苑とゆかりのある展覧会をふたつご紹介001.gif

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「イケメン陶芸家のつくるメン鉢展」

約20人の作家が作る様々な麺鉢を一気に楽しめる展覧会です001.gif
当苑からもとびっきりのイケメンが3名参加させて頂いております004.gif
(3名の中にはもちろん僕も入っております 笑)

本日より9月30日(水)まで開催されておりまーす041.gif
GALLERY 陶園
滋賀県甲賀市信楽町長野
0748-82-1495



もうひとつは・・・
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「上田健次 陶展」

オブジェ陶をメインに作陶している作家ですが
今回は普段使いにも適した器と、
信楽の新素材(!)、透光性粘土を使った照明を中心にした展覧会です029.gif

こちらは10月12日(月)まで開催です。
GALLERY KOHARA
滋賀県甲賀市信楽町長野1194
0748-82-0138



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by soutouen | 2015-09-19 17:49 | 店長一号 | Comments(0)

WAN


窯出し、完了致しました038.gif
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とは言え、窯から出ただけで終了ではございません。
“床砂”や“め土”を削ったり、
検品・水漏れチェックや製品の仕分け等々がまだしばらく続きます008.gif
そういった作業を経て準備出来たモノから店頭に並んでいきます017.gif

写真は今回の火袋から出てきた品々。
登り窯の部屋のなかでは一番せまい火袋でさえこんなにたくさん詰まっているのですよ045.gif

そんな中から、新しく焼けたモノをこれから順次ご紹介していきますね029.gif
きょうはまず抹茶茶碗をいくつか。

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どれも無釉で同じ土ですが、炎や灰の作用によってこのように様々な景色がつきます。
それぞれが唯一の表情で違った面白味がございます001.gif

お茶の茶碗を作る際、「たて良く、のみ良い」茶碗を意識し、
形や重さはもちろんのこと
茶巾で拭く時の口の通りや、
茶筅通しした際に手首を反して湯を捨て易い高台の作り等も
祖父からタコに耳が出来るくらい(笑)聞かされておりますので
今回焼いたモノも大半はそれらに則った(つもりの)仕上がりをしております037.gif


ですが・・・・・・・
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時にはそれらの事から脱線したモノを作りたくなる事も。
この対でつくったひねりの茶碗もそんな子たち011.gif
大ぶりで重量感もあり、存在感重視の造りと焼き味!047.gif

実はこれらは二度焼き。
反対側も↓
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二度にわたる登り窯の高温の炎と灰で360度、外も内も、
ひじょうに複雑で過剰とも言えなくもないドラマティックな景色が堪能できます024.gif


もう何年も前ですが以前にもこれらの様な対の茶碗を作りました。
その時の「つがいの碗」は若い料理人にお買い求め頂いたのですが
今年の正月に彼の店へ食事に行った際に再開を果たしました060.gif
・・・汁物の碗として041.gif
そんな再会もまた嬉し070.gif

抹茶茶碗として作ってはおりますが
貰われていく先々で、
料理の器でも花の入れ物でもなんでも好みの使い方をして頂ければと思います006.gif



【上田宗作 抹茶茶碗】

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by soutouen | 2015-09-10 14:41 | 店長一号 | Comments(0)

火袋の左右。


窯出し中です!070.gif
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こちらは「三の間」。
後列の棚には家置きに人気サイズの尺五サイズ(約45㎝)の狸がずらりと並んでおります029.gif



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「一の間」。
火前はほぼ全部出ましたー038.gif
「一の間」「二の間」はあたたかみを感じる信楽らしい火色のモノがたくさん出ております043.gif



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火袋の左手側。
焚口のすぐそばに直置きしていたツボ。
見たとこ、火当たりによるキズもなさそう♪
素焼きのチカラ!!038.gif



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こちらは火入れ前に投稿した火袋正面と右手側の画像。
焼き上がりと見比べてみましょう039.gif


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じゃーん058.gif
寝かせてある偏壷を比べると、焼き上がりでずいぶん収縮している感じが見てとれます。

今回の火袋はこのように左手は直置きの壷、
右手は棚組みの上に壷と
あえて左右で詰まり具合が異なる詰め方をしました。
当然、窯内部の空間に差が出来てきますし、炎や燠の具合も違ってきます。
焚いている時も割木の燃え方が終始左右で異なることを感じつつ・・・
そして焼き上がりはやはり火色と灰の色合いが左右で違ってあがってきました。
連房式登り窯は前の部屋での焚き具合が後ろの間に影響しますので
次の間に不都合な影響が出るようですとこんな詰め方はダメですが、
幸いそんな事もなかったので
今後も状況によってこういう詰め方もアリかも041.gif

窯出しはまだ続きます。
注文品や限定品を除いては窯から出てきた品をその場で
お求めもして頂けますのでお気に入り探しにぜひ~029.gif


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by soutouen | 2015-09-01 17:02 | 店長一号 | Comments(0)