信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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鍾馗。


ここ三~四日ほど鼻水がズルズルで
とうとう僕も花粉症デビューかって思ってたら
どうやら風邪だったようです008.gif
まあ、その方がイイか045.gif


さて、特注で鍾馗(しょうき)様の製作依頼があり
今回の登り窯で焼いておりましたよ001.gif

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「鍾馗」とは中国に実在したという説もある道教系の神様で
近畿圏では瓦屋根に魔除けとして載っていたりもします039.gif
屋根に載せなくとも玄関先などに置いても効果はあるようです006.gif



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今回は同じ作者が形状を違えて4体を製作いたしました。
特徴は長~い髭と、剣と、眼光鋭く睨みつける目004.gif
信楽土のゴツゴツした風合いと、のぼり窯による焼締めの景色は
瓦素材の鍾馗様とはまた違う感じで存在感がありますよ029.gif



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向かいの家の鬼瓦に跳ね返った悪いモノを退けるために据えられた事から
鍾馗様は鬼よりも強いと言われております031.gif
僕の風邪も倒してほしいものです066.gif



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こんな風に二頭身にデフォルメされたお方も005.gif
これを見た時、ビックリマンチョコを思い出しましたよ。(世代です 笑)



【釘田誠史 手ひねり鍾馗】


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by soutouen | 2016-03-27 16:35 | 店長一号 | Comments(0)

焼締めの燭台


今日はご依頼でつくった焼締めの燭台を001.gif
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燭台とは蝋燭を立てるための台ですが、ご依頼は太いロウソク立てると言う事でしたので
口径は14cmほどもあり、針(ピン)もありません。
普通に想像される細身で背の高い足の付いた燭台とは違い
高足の料理鉢にもなりそうな形状ですね。
一人盛りの刺身とか合いそう029.gif



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サイズ指定のみである程度おまかせ頂いてましたので色々を作りました。
こちらは縁と脚にカットを入れたタイプ。
ロクロの手を違えている事もありますが、ずいぶん上品な雰囲気に036.gif



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上のふたつは胴をひいた後、半乾きでひっくり返し足部分をひき直しておりますが
こちらは胴・足を別にひいての接着。
茶碗と筒をくっつけた的なシンプルさを灰被りで017.gif



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御依頼主からサンプルをお送り頂いた中にはドーナツ手もありました。
ドーナツ手・・・他に正式名称があるのかも知れませんが、
ロクロで二重にひき出して口で繋ぐことによって中空の環を作る事を勝手にこう呼んでます037.gif
(↑説明ベタか・・・)
登り窯で焼いた事がなかったので今回は敬遠しましたが
学生の頃にはまってこればっかり作っていた事がありました。
原点に戻った気で久々に二つだけひいてみましたよ。
懐かしかった041.gif



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by soutouen | 2016-03-21 15:34 | 店長一号 | Comments(0)

窯出し新製品 その②


窯出しされた新商品の御紹介、第二弾です001.gif
今日は抹茶茶碗とタヌキを。

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                       【上田宗 灰被茶碗】

毎回火入れごとに僕は必ず作って入れるモノに抹茶碗がありますが
今回はいつもより多めに作って窯詰めしてありました。
そして今回焼いたなかで個人的にいちばんのお気に入りがこちら006.gif

「自分の作ったモノは全て我が子、優劣なんてありません!」
・・・なんて言ってみたい気もしますが
薪窯の特性故、ねらい通りにすべて焼けてはきません。
優劣ではありませんが、ねらってた焼き味より残念なモノもあれば
炎と灰の力で自分の想像を飛び越えたモノになる事も041.gif

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火袋焚口の脇に詰めてあったのですが
どうやら焚いている途中の段階で
薪が触れたか燠の圧力かで転げてしまったようで
それが結果的に見る角度で様々な景色を見せる要因になったというミラクル037.gif

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ビードロも縦横関係なくに流れ、
倒れなかったり、最初から寝かして詰めてたりするのとは違ったモノに。
まさに「窯の神様ありがとー♪」な仕上がりです024.gif



続いては狸を作者を違えてご紹介045.gif
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                       【釘田誠史 ひねり狸】

普段は狸を作ることは少ない作者ですが、
とても味わい深い仕上がりの狸たちを作っくれました010.gif
信楽狸と言えども、当然作る職人によって顔つきや表情に違いが出ます。
(作者に似るとも言われます)
それが型を使わないひねりの一点モノの狸だと
なおさら作り手の特徴が顕著に出ます039.gif

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いったい何ですか?
後ろの方のいかにも「これから化かしてやるぞ」的な表情は005.gif



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                      【金森洋介 ひねり狸】

対してこちらは当苑のメイン狸造り職人の作。
さすがの安定したスキルで大小色々が焼けてきております。
よく見ると毛並みの入れ方などにもバリエーションがありますね043.gif
それにしても・・・

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いったい何ですか?
その“道に飛び出してきてこっちを見るネコ”風なポージングのあなたは011.gif



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by soutouen | 2016-03-19 17:16 | 店長一号 | Comments(0)

窯出し新製品 その①


こんにちは058.gif
朝からよく晴れてたので「春だぁー」って調子にのって薄着で来たら、
まだちょっと早かった・・・011.gif

さて、今日は窯出しされたばかりのモノをいくつかご紹介しますよー041.gif

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                     【上田寿方 灰被耳付花入 】

石爆ぜ・コゲ・ビードロ、もうこれ以上は焼けないってくらい完全に焼ききった花入れ038.gif
アポロチョコの様な(笑)小さな耳が珍しい造りです。
さすがの迫力です021.gif



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                     【上田あかり コロンと一輪挿し】

まるで石コロを拾ってきて窯で焼いたような風合い。
ちょっとやそっとでは歪んだり割れたりはしないような形状だった為
燠に埋もれたり、薪が当たりそうなところに転がして詰めたり
火袋の焚き終わりにあえて棚から燠に落としたりして焼きました037.gif
今回は4点のみですのでお早めに!!029.gif



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                     【釘田誠史 チタンマット釉碗】

ちょうど一年前の登場以来、こちらもビックリするぐらいの勢いで人気のこちらの碗。
今回焼いた分ではこのような本来のチタンマット結晶釉のモノも。
今まではマット調な釉を登り窯の高温でデロデロニ鎔かしてヴィヴィッドな色合いにしておりましたが
窯に詰める場所によってはマット感を残しつつも焼く事が可能です。
これはこれで爽やかでイイかも017.gif

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詰める場所で本当に化ける釉薬で、
とても同じ物とは思えないくらい振り幅が大きい035.gif
選ぶ楽しみを!001.gif


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by soutouen | 2016-03-12 17:10 | 店長一号 | Comments(0)

3月に入り、すっかり春らしい陽気になってきましたね058.gif

そんななか登り窯の窯出し、順調に進んでおります001.gif
各間(部屋)それぞれ半分程はもう出ましたし、火袋も先日すべて出ました006.gif

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今回の火袋に入っていたモノたち。
今回は大小あわせて300点程を詰めましたが、ここ何回かに比べて少なめの詰め方をしました。
その分の空間に炎や灰のまわりも良く、割合としていい焼きのがたくさんとれたと思います。
豊作、豊作038.gif


では、恒例のビフォー/アフターを037.gif

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焼く前。
けっきょく今回も製作がぎりぎりになり素焼きは出来ずのモノが多い結果に・・・012.gif
前回に比べて火前の段数をひとつ減らし、
かつ写真の両脇外側の棚組みをやめて奥までしっかり焼けるようにしてみました。
ちなみに右の一番下の花入れは一度焼いたモノですが、今回二度焼きで009.gif


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焼き上がり。
今回もそこそこの荒れっぷりです008.gif
でも、棚からモノがなくなっているのは焚き終わり前にあえて燠に落としたからで
粉々になったり、溶けてなくなったりした訳ではありませんよ~011.gif

焼けたモノ達はまたの機会に御紹介するとして
二度焼きの花入れはどうなったかと言えば・・・

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こんな感じに017.gif

もともとビードロの美しい焼き味だったのですが
少しぎらついてケバイ印象だったので、燠に埋もれる場所で二度焼きしてみました。
もとの状態より落ち着きと重厚感のある、より茶陶に相応しい趣きになったかと045.gif


【上田寿方作山道手花入】

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by soutouen | 2016-03-04 17:34 | 店長一号 | Comments(0)