信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

古い壷



これは骨董の壷。

f0014970_16554968.jpg
当苑で製作したモノでも、ましてや信楽でもありません。
おそらく室町の常滑焼かと。

祖父が好きで、また商売柄集まってきてこういった古い壷はいくつもあるのですが、
窯元であり骨董屋ではありませんので基本的には非売品です144.png
が、今回のこの壷は顧客の方にお願いされてもらわれていく事に
覚え書きがわりにお渡し前にここにアップ105.png


f0014970_16560909.jpg
口に大きな割れがあったり、石爆(いしはぜ)や大きくはじけた箇所、キレなどもあり
当然のように水はダダ漏れ・・・
ですが眺めているだけでワクワクします146.png
特に骨董趣味はありませんが、同じ薪窯を焼く陶工としては参考になる事も多いです。
例えばこの胴の付近にたくさん入ったタテのキレは
紐作りで成型した後、美しい胴の丸みを出すために内側から叩いて張り出させたのが
焼成時にこのようにキレとなって出てしまったのだと想像出来ます。
「気合い入れて叩きすぎちゃったのね」とか
「この日は天気良すぎて乾きすぎちゃたんだろうか」なんて
大昔の壷作り職人の顔まで妄想するのはじつに楽しいものです106.png




f0014970_16562524.jpg
むかしのこういった壷は平底で作者の印などもありません。
作為のない底の造りと時代を経たからこその落ち着いた質感は
古いモノの見どころのひとつですね112.png



f0014970_17185693.jpg
同じモノをコピーする気はまったくありませんが、
サイズ感であったり、フォルムであったり、口の造りなどを取り入れてみる。
自分のも何百年も残って後の世の人にも愛されたらいいな~151.png


---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------


[PR]
# by soutouen | 2018-06-14 17:23 | 店長一号 | Comments(0)

今日は新作の角プレートを、料理の盛り付け写真付きで101.png
もともとはお客様からの御依頼で、朝食やランチなどのワンプレート用として作ったモノです。

f0014970_17323200.jpg
長方形の焼締めプレートに区切りが入った形状。
区切られた一箇所は凹みがあり、写真のように碗を据える事も165.png
碗は味噌汁やスープ、あるいは向付鉢としてメニューに合わせて使って下さい104.png



f0014970_17324681.jpg
バリエーションで区切り方に変化をつけたタイプも。
何をどう盛り付けるか考えるのが楽しくなりますね。

では盛り付け例を・・・


f0014970_17330673.jpg
和食と。
注文時はパンなどに使う朝食用のプレートとして御依頼頂きましたが
魚などの和プレートにしてもなかなか109.png


f0014970_17332207.jpg
洋食。
碗はスープやヨーグルト、デザートなんかに107.png


この碗は単独で蕎麦チョコなんかにもいい形状ですが・・・

f0014970_17333515.jpg
丸みのあるフォルムの碗もあります151.png

今回焼いたこちらは信楽特有の荒土よシャープなラインで魅せる“大人なワンプレート”です114.png

【釘田誠史 角区切りプレート&碗】
↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp

---------------------------------------

新茶の季節!
今年も宗陶苑オリジナルブレンドの朝宮茶が出来て参りました♪

200g缶 2200円(税込)

店でもサービスにてお出ししておりますーす144.png

---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------


[PR]
# by soutouen | 2018-06-05 14:00 | 店長一号 | Comments(0)

似顔絵犬 クロシバ


以前にも何度か紹介している「似顔絵動物シリーズ」。
お客様から頂いた写真等をもとに飼っておられるペットに似せてのフルオーダー。
過去の作例はこちら↓

そして今回はクロシバを御依頼頂きました!!


f0014970_13253907.jpg
黒柴と言えば平安貴族のように目の上に白い丸眉毛(?)が特徴ですが
この子は丸ではなく写真のようなのが個性。
細かく細かく入る毛並みが、陶器でありながら本物かと見間違えるようなリアル感146.png


f0014970_13321283.jpg
二匹を作って釉薬を違えて焼きました。
白と黒ですが釉薬が違うとイメージもかなり変わりますね。

紐造りによる成形ですが、このように前足が単体で出ていて
かつ荷重が前足にかかる形状ですので乾燥・収縮時にキズになりやすいポーズなのですが
同じ土で作った敷板に乗せて焼成しました。
そうすると板ごと収縮してくれるので、幸い二匹とも無傷で焼けました165.png172.png


f0014970_13322341.jpg
こちらは本番製作前のマケット(構想用の雛形)。
15㎝ほどのサイズですが、これはこれで完成度が高かったのでもちろん焼いて
今はウチの店で愛嬌を振りまいております113.png

この「似顔絵シリーズ」、御希望のサイズ・ポーズでお造り致します!
実際に飼っているペットに限らず、飼いたいけど飼えないなんて方にも好評です。
ご要望でヒツジやライオン、はたまた愛車(!?)まで受けた事がございます129.png
お気軽にご相談下さい109.png


【金森洋介 似顔絵犬クロシバ】

↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp

---------------------------------------

そして新茶の季節!
今年も宗陶苑オリジナルブレンドの朝宮茶が出来て参りました♪

200g缶 2200円(税込)

店でもサービスにてお出ししておりますので、
ちょっと茶でもシバきに、お越し下さいよ115.png

---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------


[PR]
# by soutouen | 2018-05-26 16:45 | 店長一号 | Comments(0)

レンゲ形の小鉢


今日はお客さんに「これはご主人さんですか?」と
指さす先には嫁の作った猿の置物が・・・143.png
昨日はお客さんにお茶を持ってきた妹を見て
「娘さんですか?」と言われるし・・・122.png
毎日、心が折れそうですわ(笑)145.png


さて、気を取り直して今日はすこしかわった器を。

f0014970_10355994.jpg
手捻りによるレンゲ形の小鉢です102.png
レンゲの形をしておりますが口径約10㎝と3寸小鉢のサイズ感です。
2パターンの釉薬で焼きましたがこちらは伊羅保釉に織部釉の重ね掛け。


f0014970_10361301.jpg
こちらは黄瀬戸釉に織部釉の重ね掛けパターン。
登り窯で焼いておりますので、詰めてある場所の雰囲気で
銅を含む織部釉は赤みを帯びている焼味のもございます。


f0014970_10362645.jpg
お料理を盛るとこんな感じ109.png
食後のデザートなどに使っても上品ですね181.png


【服部津 手捻りレンゲ形小鉢】

↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp

---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------


[PR]
# by soutouen | 2018-05-20 17:09 | 店長一号 | Comments(0)

Star


こんにちは174.png
今日は(こじつけで)星にちなんだ新商品をいろいろと。
ではまず、


f0014970_09492836.jpg
【上田健次 白釉長楕円皿】
タタラ成形による白釉の楕円皿。
卵形のような緩やかな楕円でなく、珍しい40㎝×16㎝という細長いカーブ。
ロマンチックに言うと、ハレー彗星の軌道のような感じです114.png173.png
次にやって来る時、僕は86歳か・・・見れるかな137.png

なんて話をしながら使うと、“ひろがりのある食の時間を演出してくれることでしょう。



f0014970_09494909.jpg
【西山信義 濃紺釉丸鉢】

濃紺の内釉に、登り窯による焼き締めの肌の組み合わせ。
黒に限りなく近い深ーい深ーい上品な濃紺釉に土に含まれる長石が白く光り、
まるで夜空に輝く星のようでもあります177.png159.png
直径22㎝は使いがってが良くきっと登場シーンが多くなりますよ164.png



f0014970_09500327.jpg
【上田あかり 特注フクキタロウペア】

フクロウとタヌキのハーフである当苑の人気キャラ「ふくきたろう」。
色々と特注での製作もお受けする事の多い商品です。
こちらも通常ラインナップにはないオス・メスのペア仕様で
ヘルメット+てるてる坊主というお客様の御依頼による特注品です。

そしてこれにも星が・・・
f0014970_16305444.jpg
ここに!
メスのヘルメットには♡マークが入ってるんですよ124.png

こちらは特注品ですので販売はしておりませんが
このようにお好みの形状・装飾での製作承ります!
ぜひあなただけの「オリジナルふくきたろう」を!!157.png


↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp

---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------


[PR]
# by soutouen | 2018-05-11 17:04 | 店長一号 | Comments(0)

今回も限定品「近江の窯」のご紹介。
第三弾です114.png
一回目・二回目と灰被りの品をご紹介しましたが
今回は焼締めと釉薬の組み合わせの品を2種です。

琵琶湖を低い山々で囲まれ、
豊かな土壌に恵まれた近江国。
その土を用い職人の手業と炎~創りだされるやきものに、近江の風土を感じて頂ければ幸いです。


f0014970_14464376.jpg
【上田宗 飯茶碗ペア】

この飯碗はもうかなり以前からの定番品で、
もうね目をつぶってても作れるくらいに(それは言い過ぎ…)
登り窯に火を入れる度にほぼ毎回のように少しのマイナーチェンジを繰り返し作り続けているモノです。

今回とうとうと言うか、いよいよと言うか限定品として登場です101.png
以前からあるモノなのに何が限定品かとツッコまれそうですが
数量限定で従来品と異なり底に銘入りで、
焼き味による価格違いがなく一律同価格でしかもお求め易くしておりますので
この機会にぜひっ!!115.png


f0014970_14465742.jpg
器の内側には緑釉施しておりますが、窯の詰めてある箇所でそれぞれ異なります。
土と釉薬と焼成が折り重なって生れる色合いは単純に何色とは申せない複雑で多様な仕上がりとなりました。
銘は“山歩(さんぽ)”と名付けました。
木々の緑を眺めながら山道を散策するような気分で食事の時間を楽しんで頂ければと思います104.png


そしてもう一品125.png
f0014970_14470930.jpg
【上田宗 麺鉢ペア】

飯碗と同じく焼締めと釉薬の組み合わせで、
土も同じ合わせを使用しております。
麺鉢としておりますが、丼でも盛鉢でも用途に合わせて使って頂けます164.png


f0014970_14472262.jpg
こちらの内釉は淡海釉を施しました。
銘を“湖淪(ころん)”と名付けましたが、琵琶湖の穏やかなさざ波をイメージしております112.png


GW、もちろん休まず営業中でーす。
近くの方も、旅行の方も遊びにお越し下さいな~174.png

↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp

---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------


[PR]
# by soutouen | 2018-04-29 17:31 | 店長一号 | Comments(0)

今回の限定品「近江の窯」のご紹介、第二弾です。

琵琶湖を低い山々で囲まれ、
豊かな土壌に恵まれた近江国。
その土を用い職人の手業と炎~創りだされるやきものに、近江の風土を感じて頂ければ幸いです。


f0014970_13483743.jpg
紐造りによる湯呑の二個組を灰被りの焼き味で。
ひねって作った指跡と無釉の焼しめの土味は湯呑を握った際にしっくりと手に馴染みます。
また重すぎず軽すぎずの適度な厚みは使ってみてはじめて気付く落ち着き具合ですよ♪

今回の湯呑二個組は銘を“鳰(かいつぶり)”と名付けられました。
カイツブリは滋賀県の県鳥。
平安時代の文学作品では琵琶湖を「鳰海(におのうみ)」と称された。
愛らしくむっくりした湯呑のペアは寄り添う二羽の水鳥を連想させます。


f0014970_14095147.jpg

以前は湯呑の二個組と言えば大小の夫婦が主流でしたが
今の時代性か、同じサイズで組むのが人気です125.png
その点、のぼり窯による焼き締め品ですと二つと同じ景色のモノはございません。
なので同サイズで二個組でもそれぞれに違いがありますので
「僕はこっち、あなたはそっち」と使い分けもして頂けます。
似た色合いで組んでも良いですが、
あえて全然違う景色のモノで組むのも楽しいですよ102.png


f0014970_14101383.jpg
ザックリと土味を生かした削りの高台部分。
“めあと”は土見せとなり、
淡く黄味がかった白土のそれは長い年月を琵琶湖の底が隆起して陸になった
時の流れを感じさせます109.png


【釘田誠史 灰被捻り湯呑】

↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp

---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------


[PR]
# by soutouen | 2018-04-25 17:20 | 店長一号 | Comments(0)

昨日・一昨日の土日は恒例の『宗陶苑 春の催し』でした♪
うまい具合に二日間ともに晴れて良かったです174.png
来て下さった皆様、どうもありがとう!!124.png
f0014970_17052566.jpg
今回の催しでひ・と・き・わ、目新しかったのが金魚屋さんがいたこと!146.png

いやいや、陶芸教室の生徒Tさんがすごくたくさんお持ち下さって、
催し会場を華やかに、またお祭り感たっぷりにして下さいました165.png

しかも!そこらの祭りで見る金魚でなくランチュウとタイワンキンギョ!!
しかもしかも御希望の方には無料でお分け頂くという大盤振る舞い136.png
お越し下さったお客さんがみんな袋に金魚を持っていて・・・
それはそれは陶器屋とは思えない光景でしたわ129.png

f0014970_17050420.jpg
今回の窯元特製ランチはビビンバと100%ココナッツオイル使用の揚げパン110.png
これも陶器屋らしからぬメニューですが・・・旨かったッス172.png

もちろん!!
窯元ですから焼き物もちゃんと展示・販売しておりました(笑)
なかでもメインは・・・
今回の限定品『近江の窯』の売り出しです!

“近江の風土と景色を感じる
をテーマに製作した今回の限定品。
今日はそのなかから『灰被酒器揃』をご紹介します。

f0014970_17054528.jpg
【上田健次 灰被酒器揃】

徳利と形の違うぐい呑二個のセット。
のぼり窯の特徴が最もあらわれる灰被りにての焼成で
端正な佇まいと炎と松灰による景色を楽しんで頂けるセットです。


f0014970_17055858.jpg
のぼり窯の焼き上げ品は炎や灰のあたりで一点一点二つとない景色のものばかりですが
特に灰被り品は色味の違いが大きいのが魅力です。



f0014970_17061029.jpg
形違いでセットされるぐい呑二つももちろん灰被りにての焼成。
もちろん二人で酌み交わしてもよいですが、
僕の晩酌のように・・・
ひとり酒で楽しむ酒の種類によって使い分けるなんてのもアリかと123.png

こちらの酒器揃、銘が“夕照(ゆうしょう)”と名付けております。
近江の夕焼けに想いを馳せながらの一献をお楽しみ頂けましたら幸いです。


↓商品に関するお問い合わせはこちらまで↓
soutouen@shigarakiyaki.co.jp

---------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします040.gif
↓クリック!!↓

↑クリック!!↑
---------------------------------------



[PR]
# by soutouen | 2018-04-23 18:12 | 店長一号 | Comments(0)