カメイタ、カクイタ、マルイタ
2010年 01月 23日
そこが昔に作業場として使用していた小屋を取り壊すらしいのですが、
中にある道具などを使うならくれると言うので
大量の亀板をゲットしてきました
亀板(カメイタ)とは陶芸で作品を製作する際に載せる足付の板の事ですが
本来は丸い物をマルイタ、四角の物をカクイタ、角の四隅を落とした物をカメイタと呼んでいたようですが
今は足付の板すべてを総称してカメイタと呼ぶ事も多いようです。
裏には製作した年と製作者が墨で書いてあり、
画像の物は昭和三年と読めますが、
大正や明治の物もあり感慨深いものがあります。
なかでも足の部分を画像のように、はめ込みで取り付けてある物は貴重です。
今では当たり前のように釘で打ちつけてありますが、
バンバン土を叩いたりして使用する物ですから使っているうちに外れる物も少なくありません。
こういった道具作りにも職人の「こだわり」みたいなものが感じとれ嬉しくなります
---------------------------------------------
ランキングへのご協力お願いします↓
人気ブログランキングへ