信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

モデルチェンジ 豆皿


当苑は手仕事による製作と販売の両方を行っている窯元ですので、
販売のみの小売店や製作のみの窯元とは違い
ダイレクトにお客様の声を製品に反映させる事が可能であり、強みでもあると感じております。

店頭にて販売をしていると、
「これのもう少しサイズが大きければ良いのに」とか
「この形の茶碗であっちの鉢の色が欲しい」などといった声をお客様から聞く事がありますが
そういったご意見を参考に実際に少数でも製作してみて
店頭に並べお客様の反応を見るといった事も行います。
これは手造りの工房なので可能な事で、
一度に数百点以上を製造する機械作りでは不向きです。

今回はそんな御意見を取り入れ、以前からの商品に手を加えた物から豆皿を紹介します。
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こちらは以前からある定番の焼締め豆皿です。
登り窯にて無釉で焼成しておりますので写真のように焼き味は様々ですが
土ものの焼締めは吸水性がありますので、
刺身の醤油を入れる「のぞき」として使用するには抵抗がある方も少なくありません。



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そしてこちらが今回新たに製作したものです。
器の外側は以前のものと同じ焼締めですが、
内側は伊羅保釉にて施釉してあります。
この釉薬は見た目にも焼締めとの相性が良く、
また登り窯で焼くと詰めてある場所により写真のように風合いが変化し
手造り・薪窯焼成のおもしろみも楽しめます。
また、「のぞき」としての使用を考慮し高台をわずかに広く致しました。

焼締めの物も、伊羅保の物も並行して販売致しますので
使用の目的によりお求め頂ければと思います。

この「伊羅保釉」は皆さん御存知の狸の傘に使用されている釉薬です。
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信楽の釉薬をイメージしやすくなったでしょう?


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by soutouen | 2010-02-23 11:55 | 陶芸 | Comments(0)