信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

素焼きについて。


登り窯の窯詰めも順調に進んでおります001.gif
焼き物では一般的に、素焼きと呼ばれる一度800度ほどで焼成してから
施釉、本焼きという工程がふまれますが、
登り窯に詰める大半の品物は素焼きをせずに窯詰めします。

と言うのも素焼きを行う目的と言うのは、
施釉の際に乾いた生地が釉薬の水分でキレるのを防ぐのが目的の大半ですが、
登り窯の灰被りや火色は、焚いた炎と灰の景色ですので
基本無釉ですので素焼きをする必要がないのです。

また狸や食器などの施釉をする物も釉薬の濃度や掛け方でキレる恐れの無い物は
当苑の場合、生の状態で施釉をします。

なのでほとんどの品物は素焼きをしないで良いのです。
・・・と言うかしない方が良いのです。
する必要がないのに無為に焼成回数を増やすのは
冷め割れなどの危険を増やすだけですので034.gif

でも以下のような場合は登り窯の物でも素焼きをします。
〇生地の片面などの一部にだけ厚く施釉するもの。
〇火袋の直火に当たって急激に温度が上がる可能性のある場所に詰める物。
〇緋襷などのように詰めるまでに作業が必要で割ってしまう恐れのあるもの。

なのでこれらの品物はガス窯を使って素焼きするのですが、
当苑ではガス窯の焼成担当は僕の叔父で、
毎回、鬼031.gifのような窯詰めで
もっとも入る分量を超スピードで詰めてくれていたのですが
その叔父が病気でしばらく休みっ!!033.gif
戻ってくるまでは他の者でガス窯も回さないといけません021.gif

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今日は三人がかりで素焼きの窯詰め。
僕は10年ぶりくらいに素焼きの窯詰めをしましたが、
何人かで協力して小さな窯を詰めるという作業に学生の頃を思い出しました012.gif


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ガス窯の前には叔父作のオブジェが並んでます017.gif


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2月10日、巨大登り窯に火が入ります!!
窯焚きの見ごろは2月12日(土)~15日(火)で、
窯出しは2月20日ごろからの予定です。
迫力の窯焚きや焼かれたばかりの作品を見に
ぜひお越し下さい006.gif

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Commented by theo at 2011-01-30 00:10 x
もうすぐ、のぼり窯に火が入りますね!めっちゃ楽しみです。
去年の夏のときに初めておじゃまさせていただきましたが、とても迫力があり、感動しました。
今回も、ぜひおじゃまさせてください。
窯の当番のみなさん、おつかれさまです!がんばってください!
Commented by soutouen at 2011-01-30 08:40
☆theoさま
いつもありがとうございます。
窯焚き、ぜひともお越し下さい!
軍手と上着を用意して待ってます(笑)
by soutouen | 2011-01-29 17:24 | 店長一号 | Comments(2)