信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

灰被りの手洗い鉢

以前に製作時をこちらでご紹介しました手洗い鉢の焼き上がり画像です☆

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直径47cmと手洗い鉢のなかでも比較的大きなタイプなります。
それだけに存在感もありますよ~004.gif


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外側は無釉の焼締めですが、
内側は灰釉を施してありますのでお手入れもしやすいです。

陶器の手洗い鉢でも口縁まで天板に埋めて取り付け、
七分目まで埋めて一部外を見せる取り付け、
天板に置くような格好での取り付けといろいろですが、
こういった手洗い鉢は
火色と灰による景色、長石・珪石の爆ぜた(ハゼタ)土肌が
いちばん“おいしい”ところですので
なるべくたくさんを見せる取り付けをして欲しいのが作者の心情です001.gif

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内側も高温で焼ききって流れた釉と
爆ぜた石のせめぎ合いが見てとれて見所になっております。

この内側の釉薬が濃すぎたり、焼きすぎたりすると
流れた釉薬で穴に金具が取り付け出来なくなってしまったり
金具用のキー(段差)が埋もれてしまったりするので加減のムズカシイところです013.gif




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こちらも同じサイズですが丸みのある形ですので雰囲気は違って見えます。
そして焼きは・・・

・・・


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コゲ・ビードロがっつりです024.gif
こちらもとうぜん外側を見せる取り付けを。



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~追記~
今回の地震による被害はとてつもなく甚大で
東北地方の復興にはものすごい時間と労力と気力が必要になると思います。
そして被災地の方とは比べようもありませんが
被災地ではない日本中の方が「突然に襲ってくるその時」を目の当たりにし、
想像できる自然の脅威として心の傷を負ったと言えます。
我々のような手造りで“割れ物”を作る立場の人間は
「プラスチックの器なら割れないし」とか、
「いつ地震で割れるかもしれないし100均の器でいいや」といったような
見えない敵とこれからは闘っていかなければならないと感じておりました。
でもこの10日ほど、意外なほど関東方面よりのお客様が多く、
皆様なにかしらお買い求め頂いており、たいへんに勇気づけられました。
(関西の人間が被災地に近い東の人に励まされてどうするとお叱りを受けそうですが…)
今回、自粛ムードの高まる中、製品紹介をアップ致しましたが
こんな時だからこそ、自分達の造った品物で少しでも
「あたたかさ」や「ゆとり」を感じて頂ければと更新を続けたいと思います。


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『宗陶苑震災支援の催し』

日時:4月9日(土)・10日(日)
   10:00~16:30
場所:登り窯 宗陶苑 

御来苑の皆様に無料にてお抹茶とお菓子をお出しさせて頂きます。
桜を愛でながらの一服をお楽しみ下さい。

また両日の売上の一部は義援金とさせて頂きます。

どなた様も御気軽に御参加下さい。
皆様の御来苑、お待ち致しております。

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by soutouen | 2011-03-23 19:07 | 店長一号 | Comments(0)