信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

ひだすき


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天気が良かった週末、六甲山へ。
日本の秋は美しい。
四季の中ではやっぱりこの時期が一番好き。
10月生まれなのも関係あるのかもな~039.gif


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さあ、今日は“ひだすき”。
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緋襷・・・無釉で焼き締める製品に藁を巻きつけ窯詰めし、線上に緋色の発色を促す技法。
やはり備前焼で多くみられる技法ですが、
このように信楽土との相性も抜群ですので
当苑では様々な種類の製品で用いております。



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他産地に比べ当苑の登り窯の焼成温度はずっと高いのですが、
緋襷は温度が高すぎるとあまり良くない事が多く
窯内の中でも比較的温度の上がりすぎない、
緋襷がきれいにとれるところをねらって窯詰めします006.gif


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もともとは皿などを重ねて焼く際に作品同士がくっついてしまわないように
間に藁をはさんで焼いたのが始まりかと思います。
現在ももちろんそういった目的で藁を使うこともございますが、
これらの製品は藁で得られる線もデザインのひとつと考え
焼き上がりを想定して藁も巻いていきます001.gif



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窯出し前の緋襷煎茶器。
不思議なことに大量の薪をどんどんくべて、
窯内は1300度にもなるというのに巻いてた藁は白く残っているんですね017.gif



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藁と反応して得られる鮮やかな緋色、
炎で得られる火色ともまた違った色合いです。

今回の窯でも定番・新作合わせ様々な“ひだすき”製品を焼きました。
信楽土むきだしのザックリとした土肌と
藁が描く茜色の線模様は器に奥行と立体感を加味します038.gif

10月もあと少し、秋の遠足・修学旅行の受け入れも折り返し。
毎日たくさんの子供たちに囲まれてバタバタしておりますが
心にもしっかり“たすき掛け”をし、気をゆるめぬよう参りたいと思います071.gif



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by soutouen | 2014-10-21 16:57 | 店長一号 | Comments(0)