今回の登り窯では30~35㎝の大皿を幾枚か製作しました。
どれも焼き締めで灰のかかる箇所に詰めましたよ
こちらはロクロによる丸皿。
シンプルな造りですが35㎝というサイズと炎と灰による景色で存在感のある一枚です。
皿のような形状でかつサイズが大きなモノは焼成時の歪みも大きく、
キズになったりする原因にもなりますので
たくさんの“め”をうってなるべく歪まないように焼きます。
め土をうつ場所もモノによって適切な個所を考えて付けますがこれは高台と真ん中の計10個。
高台のある形状は底面が一段上がって、盛り付けた際に気品のある美しさがございます
対してこちらは高台のないタイプ。
ベタ底なのでプレートやお盆のような雰囲気もあり、割と使いまわしが効きそう
ですが、こちらはすでに売約済みなんです♪
興味のある方はご一報頂けますと次の窯に向けてまた製作致しますよー
土の塊を叩いて伸ばした手あとを消さずに残しております。
上から灰がのってその手あとが見え隠れするチラリズムな大皿です
そして更に大きく指あとを残した角四方皿。
火袋の焚口脇で立てて焼きましたよ。
ものすごく不思議な色合いに焼き上がっておりますが、
これももちろん無釉の焼き上げです
こちらも高台なしのベタ底。
立てて焼いたので裏側までコゲの景色です
【上田宗 灰被り皿 種々】
そして来週の土・日は・・・
今日ご紹介した皿以外にも灰被りの逸品をたくさん展示される・・・
『宗陶苑 春の催し』です!!
内容は、
・灰被りの逸品展(信楽の美味しい景色をたっぷりと♪)
・限定品「近江の窯」の展示・販売(これについては次回のブログでご紹介!)
・窯元特製ビビンバ(まだ僕も食べていない…味はこう御期待!!)
・最新の登り窯より新作販売・・・
などなど盛りだくさんでお待ち致しておりますこんな感じに首を長くしてお待ちしております(笑)
『宗陶苑 春の催し』日時:4月21日(土)・22日(日)
10:00~16:30
場所:登り窯 宗陶苑
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