もう11月も半ばとは思えないような陽気がここ数日続いてますね
今日は最新の登り窯から新作のコーヒーカップ&ソーサーを二種ご紹介。
どちらも“鎬(しのぎ)”という技法で装飾を施してあり、同じ作者の手によるものですが
形状と焼き方でずいぶんと印象の異なった2種となりました。
「鎬」・・・均等な間隔でヘラやカンナで削って稜線紋をつける装飾技法。
さ、それでは兄弟のようなカップたちを見比べてみましょう
【釘田誠史 緑釉鎬珈琲碗】
まずは緑釉を施したこちらから。
高台から口縁に向かってシュッと直線的に広がったフォルムは
登り窯での焼き上げですので釉調が一点一点違います。
また鎬の効果で凸の部分は釉薬が薄くなり土の白がよいアクセントになってます
ちょっと大きめサイズですので、カフェオレなんかにもいいですよー
【釘田誠史 焼締め鎬珈琲碗】
こちらは外側無釉の焼締めタイプ。
こちらは標準的なサイズです。
粗い信楽土を鎬によって削った土肌は、焼締めた事により手触りでも素材感を楽しんで頂けます。
フォルムもやわらかい印象に
カップの内側とソーサーの中心部分には白釉を。
鎬の間隔も細かめがあったり・・・
なかにはこんな斜めにはいったのもあったりと
焼き味と共に選ぶ楽しみもうれしいですよ
宗陶苑の紅葉、今が見頃です!
写真は裏山で毎年、真っ赤に色づきます。
ススキとモミジとタヌキ・・・全部盛りです
そして“秋”と言えば、おなじみ『宗陶苑 秋の催し』ですが
今年は11月23日(金 祝)・24日(土)に行います!!
詳細は次回のブログで!
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