前回に引き続き、
登り窯の焚口脇で焼いた花入れ
角柱です。
ええ、装飾も何もないただただひねった“なんでもない”長ーい角柱。
ですが、そのシンプルなだけに灰と炎の景色を広い面積で楽しんで頂けるかと
前回の花入れは火袋の焚口脇で焼いたモノでしたがこちらは間焚きの部屋の焚口脇。
せっかちな僕は写真を撮る前にモノを取ってしまいましたが・・・
左下の台で高さを上げて
“めつち”が残っている上に角柱が詰まっておりました焚口脇というのは同じでも部屋が違うとずいぶんと印象が違って仕上がります
なんといっても、自然の炎と灰による「景色」の美しさ、
四つの面それぞれ、また底面や内側など角柱という形状の上に映えます!
伝統的なスタイルの花入れや壷を灰被りで焼くのは常ですが、
現代的な暮らしに添ったこういったモノを灰の被る箇所で焼くのも
造り手・使い手、双方の幅を広げてくれると願っております
【上田宗 ひねり角柱花入れ】
さて、次の登り窯もだいぶ詰まってきております!!
2月14日(木)の火入れに向けて一万数千点の様々な品物が窯詰めされていきます。
窯焚きの見ごろは2月16日(土)~19日(火)です。
窯の傍はあったかいよー
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