穴窯 その2
2007年 02月 06日
窯の仕事などはほとんど屋外みたいなものなので助かります。
地球温暖化などの事を考えると複雑ですが…
昨日の続きで穴窯の改修箇所です。
改修ポイントその③ ロストルの設置
窯の前面を1メートルほど掘り下げ、ロストルを作りました。
これにより焚き始めは下から焚き、作品に直接火が当たることなく、
300度までに割れてしまう可能性がぐんと減る予定です。
また、温度が上がり、上から焚く時も下からの空気によりおき炭の量を調節でき、
効率良く焚いていけるようになるはずです。
改修ポイントその④ 内壁の補修
これは登り窯でも焚く度に行っている事ですが、
内壁が崩れて薄くなっている箇所や崩れそうな箇所はモルタルで補修します。
崩れそうな内壁を崩すと中から冬眠中のコオロギが大量に落ちてきました…
この後、湿気を取るために700度までの空焚きをしました。
次回は窯詰めの様子をお伝えします。
そして9日よりこの窯に火が入ります。
10・11・12日の連休中は窯焚きが御見学して頂けますので
興味のある方は是非、御来苑下さい。
穴窯その3へつづく