信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

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数日かかって荒土を作りました。
その量、1トン弱。
だいたいいつもこれくらいの単位で練ります。
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これが次回2月の登り窯に向けて僕が作る分、プラス販売用がちょっと115.png
原土を砕くところから土錬機を数回通したてなので、見てのとおり今はバッサバサ122.png
しばらくねかすと成型しやすくなっていきます。
土も疲れているのです。
まさに生き物!!147.png

土を作る時、いつもブレンドは変えるのですが
必ず前回の土を幾分か混ぜるようにしております。
そう言えば先日、来年オープンされる鰻屋さんが海鼠釉の大きな水鉢
タレの継ぎ足し容器にとお求め頂きましたが
タレやラーメン屋さんのスープを継ぎ足し継ぎ足しで使うのと似てるかも。
なんとなく良くなるような気がするのです123.png

この宗陶苑スペシャルブレンド荒土を御入用の方は下記アドレスから↓

○20㎏ 3500円(税別)
○送る場合は送料着払いにて別途
○作られた作品を持ち込まれる場合は1月いっぱいまでは次回の登り窯に間に合います。

あくまで当苑の登り窯で焼成する用に僕の好みで合わせております。
他の窯で焼く事は想定しておりません。
また手作業で合わせた土になりますので、細かな木クズ等の不純物が混ざっている事がございます。

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■□年末・年始の営業についてのお知らせ□■
12月28日~1月8日の期間年末・年始休みを頂きます。
長い休みで申し訳ございませんが、
よろしくお願い致します040.gif

また陶芸教室は仕上げの都合上、年内は12月25日までの受付となります。
陶芸教室のご予約は072.gifこちら072.gif

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しがらき焼 宗陶苑(そうとうえん) 
滋賀県甲賀市信楽町長野1423-13
  TEL 0748-82-0316

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by soutouen | 2017-12-19 17:08 | 店舗情報 | Comments(0)

土燈籠


こんにちは174.png
今年もあと少し・・・
なんか焦る・・・・・・135.png


今日は手捻りによる陶製の燈籠のご紹介。
燈籠と言えばやはり石で出来ているイメージだと思いますが、
信楽土で焼締めた陶燈籠も素朴なあたたかみがあって良いですよ101.png

すべて一点モノ!!
様々な形状で作られてあります125.png

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荒めの信楽土で捻ってあり、製作時にはいった作者の指の跡も作品に刻まれております。
きめが細かく堅そうな石の燈籠に対して、やわらかい雰囲気。
また、土の特徴として石より吸水性がございますので
年月と共に徐々に変化していきます。
これから人の寿命は100歳位になると言われております。
庭の燈籠の変化と共にうつろいゆく時代を過ごすのも味わい深いですよ、きっと115.png



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焼成時の灰によるコゲ”や派手に流れた“ビードロ”がド迫力のこちらは
六角柱のボディと脚がある形状がどこか神聖な感じ。
三日月状に開いた窓が作者のセンスを感じさせます147.png




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先ほどの燈籠と同じ火袋で焼いており、“コゲ”や“ビードロ”も似ておりますが
こちらは笠部分のビードロが斜めに流れております116.png
なぜこのような景色になったかと言うと・・・


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焼き上がってきた際にこのように横に倒れていたからなのです!146.png
この写真だけを見るとすごい違和感がありますが、焼成時は燈籠丸々埋もれるぐらいの燠があって
詰めた時には立てていた燈籠が薪が当たったり、燠の圧力で横になって焼けてきた訳です150.png
もちろん意図してはおりませんが、焼けてみたらおもしろかったという一例ですね129.png




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これらの燈籠たちはどれも内側天井にフックが設けてあり、
屋外用のソケット付ランプが付属しますので、電源さえとれれば光らせる事が可能です177.png
これくらい落ち着いた冬のイルミネーションもいいでしょ113.png


【釘田誠史 手捻り土燈籠】

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by soutouen | 2017-12-17 17:19 | 店長一号 | Comments(0)

蓋置き見立ての呑み器


先週末の『秋の催し』の展示の一つとして「酒器展」を致しましたが
その際に呑む器としてはじめてお客様の前にお目見えしたのがこちら↓

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通常つくるぐい呑よりは若干背が高く、そば猪口よりは小ぶりなサイズ感です。
今回はお酒を呑む器として徳利とともに展示しましたが、
ちょこっとお茶やコーヒーなんかにもよろしいかと112.png


形や微妙なサイズはまちまちでいくつか焼きましたが
実はこれ、製作するにあたって参考モデルにしたモノがありました。
それがコレ↓

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お茶道具の蓋置です!146.png
茶釜の蓋や柄杓をのせる為のお茶道具で、
蟹の形や貝の形、人形の付いたモノなど
様々な形がございますが写真は最もシンプルなタイプ。


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並べるとこんな感じ。
もちろん用途が違うので厚みや口の造りなんかは呑む器仕様にしております。

ちなみにこの蓋置、店の煎茶席でお客様にお茶を淹れる際に使っております。
たぶん10年以上、ほぼ毎日のように使っているので骨董品並の時代”がついとります144.png




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いちばんの違いはやはり底の有無ですね(笑)
置いた時の外見はあまり違わないように高台は内側を中心に削る「碁笥底(ごけぞこ)」としております。




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今回の呑み器に限らず
お茶道具のディテールを日用品を製作する際に盛り込む
って事を僕はちょくちょくやっております111.png
例えば飯茶碗の高台や湯呑の口造りに抹茶碗の要素を取り入れたり、
料理鉢を作る際に菓子器を参考にしたりといった具合に。

茶道の世界では
本来茶の湯の道具でないものをお茶道具として使用する「見立て」という美意識が存在しますが
言うなればこれはお茶道具から他の道具への「見立て」。
こういったところから茶道をされない方にもお茶道具を少しでも身近に感じて頂けたら嬉しいな151.png


【上田宗 蓋置見立ての呑み器】

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by soutouen | 2017-12-02 17:11 | 店長一号 | Comments(0)