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信楽の登り窯窯元    「宗陶苑」の日記。      焼き物製作、商品紹介、日々の日記などなど・・・


by soutouen

『令和』


新元号、「令和」となりましたね。
万葉集が出典元とのこと。
西暦の方に慣れている僕は役所で書類を書く時などに
「今、平成何年やっけ?」としばらくは焦らんですみそう123.png

当苑の在庫を見ていると
たまに底部分にこんなのを見つけます↓

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当苑の印と作者印、そして「平成元年」の文字。
当然31年前に作られたモノですが、庭置きの大物を中心にけっこうな数の品物に彫られています。
これからやってくる“平成”の世に心躍らせ当時の職人が彫り入れたモノでしょう147.png
31年経った今現在もたまに目にするという事はかなりの量の作品に彫り入れたことが想像され
当時の盛り上がり具合が目に浮かぶようです101.png

僕も今年作るモノのいくつかには同じ様にこれからの時代に希望を込めて・・・
「令和元年」と彫り入れましょうかね109.png

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# by soutouen | 2019-04-02 18:10 | 店長一号 | Comments(0)

灰被り手洗い鉢(小)


今日は先日の登り窯で焼きたての手洗い鉢を。
今まで焼締めや灰被りの手洗い鉢は何度かご紹介しておりますが口径30㎝以上のモノばかりでした。
トイレ用などに小ぶりなのを探しておられる方も多いので、
今回は口径30㎝以下のをいくつか焼きましたよ109.png

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口径約19㎝の明るい火色。
お客さんの御希望サイズや形でオーダーを受ける事も多い手洗い鉢。
けれど今回のこれらの小サイズは店売り分なのでロクロにもゆとりが感じれますね123.png



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口径約20㎝、丸みのあるフォルム。
燻したような色合いの落ちついた雰囲気。





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口径約25㎝。
すり鉢状のこちらは焼成時の松灰に埋もれ出てくる「コゲ」の味わい。
こういった味わいの焼きのモノは水に濡れるとさらに奥深い色合いを見せますので
水を使う手洗い鉢に相応しいと言えるかもですね156.png




そして、少し前のブログで火袋焚口脇で花入れを焼いた記事をご紹介しました。
そして今回はその焚口脇にも・・・

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手洗い鉢を!!144.png
しかも横にして!!146.png
口元は道具土と貝の蓋(牡蠣)で受けてます。
そして焼き上がると・・・

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詰めた時に上になってた側。
黄味がかった自然釉の上に黒く紫がかった口縁。
骨董のような雰囲気のある焼き上がりに。


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こちらは下になってた側。
焚口の脇は焼成時に大量の燠に埋もれます。
大きな“メツチ”でしっかりと立てとかないと燠の圧力に押されて倒れてしまいます。
それによってできた大きな「ぬけ」がたまたまですけどメガネみたい114.png


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そして内側。
一見淡い釉薬をかけたようにも見えますが、これも灰と炎が作りだした景色です150.png
外側とは違って爽やかさと優しさの感じられる色合いに179.png


【上田宗 灰被り手洗い鉢(小) 種々】

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# by soutouen | 2019-03-25 17:02 | 店長一号 | Comments(0)

窯出し 2019 March


窯出し順調に出てきており、もう間もなくで全て出てきそうです109.png

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昨日、火袋も全部出ました。
他の間(部屋)を焚いている時に閉じた火袋から
「ガサッ!!」とか「ドォン!!」とか
天井の内壁の一部が落ちたような音が聞こえていたので覚悟してましたが
さほど被害もありませんでいたわ156.png



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今回、火袋に詰めた大きなモノは素焼きが出来なかったのですが
心配していた大きなキズもなく無事!!
でもまあ、これに味をしめたりせず次はちゃんと素焼きが間に合うペースで作ろう126.png



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上の写真の傘立てが載っている棚の下。
ここは大量の燠に埋もれるので“コゲ”味が中心。
奥に狸も見えますね102.png



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火袋に入ってた分。
並ぶと今回は少なめに見える。



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このまっ黒なのは珈琲碗。
灰を落として磨くと美しくなります。
今回の窯では珈琲碗やマグカップ等をいろいろたくさん焼いております。



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火袋で焼けたお気に入りのひとつ。
コゲ・流れるビードロ、紫のビードロが小さな茶入れの中でバランスよく
自然釉のおもしろみがぎゅっと詰まってます124.png

では、また109.png


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# by soutouen | 2019-03-07 16:36 | 店長一号 | Comments(0)

スマホでの窯焚き画像


登り窯、ただいま窯出しまっ最中です!109.png
今月14日の火入れから20日夜までの七日間の窯焚きを終え、
26日より窯出しをしておりますが、点数が多いので窯出しは2週間ほど続きます。
おもしろいモノ、エエ感じのモノ、新しいモノといろいろと出てきておりますが
作品の紹介はまた次回として・・・
今日は窯焚き中の写真を126.png


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火袋“大焚き中。
ちなみに本日掲載画像はすべてスマホで撮ったものです。
いつもこのブログの画像はいちおうデジカメで撮ってます。
周りが青くなってるのはそのせいかしら117.png


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まあ、デジカメもスマホも古い機種な上に、撮影技術もひどいので・・・129.png
今回の窯焚きにも写真愛好家の方がたくさんお越しになってました。
炉内の炎・煙突からの煙のような形のないもの、
また窯の内・外での明るさの違いなど…こだわって撮影するときっと難しくもおもしろい被写体なのでしょう164.png



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窯焚きは二人一組の二交代。
窯焚き中はべったりと窯にいますが二人が同時に薪を投げますので写真を撮る事は出来ません。
なので交代の引継ぎで4人が揃う時が撮影のタイミング115.png



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四日目の夜からは火袋終えて、各間の“間焚き”へと。
火袋と違って小さな焚口から覗く炉内の様子は「向う側の世界」感があり幻想的147.png



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下の方の部屋を焚いている時は湿気抜きの為に上の部屋を一部開けておきます。
登り窯の煙突にあたる“吹出し”から窯煙が上がる様は情緒のある風景ですが、
窯の脇から煙が出てくる様もなかなか趣きありますよ158.png



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使う割木は赤松9割に雑木一割、状況により使い分けします。
疲れてくるとだんだんこの木目が
「バームクーヘンのように見えてきて、美味しそう♪」
って思えてくるからおそろしい108.png



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「五の間」の間焚きです。
今回の窯は2月なのに本当にあたたかく、まるで夏の窯のようなスタイルです105.png
上の方の部屋になると投げ入れる距離が伸びるうえに、くべる薪の量も増え・・・


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投げ終わって次の分を台に並べ終えたらあらぬ方を見てこの表情です(笑)
前に並べたこの分量の薪をだいたい15分おきに投げ入れ続けます。
空いた時間で割木もどんどん割らないといけないので持久力勝負です166.png

苦労した分、イイモノが焼けてるはず!
まだ一週間ほどは窯出し作業が見れますよ~。
次回は焼けた商品をご紹介します101.png

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# by soutouen | 2019-02-27 17:14 | 店長一号 | Comments(0)

大登り窯の窯焚き中です!101.png
予定通りになんとか昨日、火を入れれました165.png
窯焚きは一週間ほど続きますが、現在はまだあぶり中で温度も高くないのと
窯焚きの終わり時は状況によって前後しますので
明日16日(土)~19日(火)は窯焚きの見ごろとなっております169.png

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写真は窯詰めが済んだ火袋。
今回の窯にも狛犬が入っておりますね123.png

火袋は見えている正面と奥の二列で棚組みしておりますが
前回の棚組みと比べて今回は正面下段の “ツク(柱)”を高くしました。


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また前列左右も一段少なくしたり、
上段も比較的空間を広くとっております。
前列がぎっしり詰まっているより、
ねらい通りにいけば後列もよく焼けてくるはず!111.png



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火袋左側。
ちなみに火袋は正面の焚口の穴から入って窯詰めしますが、
左端の大甕が入口の径より大きい事が窯詰め中に発覚!!入れれないぃ!!!143.png
度々やらかすので前もって測ったはずなのに、測り方がテキトーだったという大ボケぐあい・・・149.png
焚口の口径が50㎝なのに対して、大甕の直径がまさかの52㎝・・・
焚口の方を2㎝グラインダーで削って、なんとかなんとか無事に詰めれました119.png

さあ、そんなこんなで始まった平成最後の窯焚き。
平成8年の改窯後68回目の窯焚きとなります。
改窯前からですともはや正確な回数は分かりませんが、平成だけで150回近くは焚いているはずです。
それだけの受け継がれてきた経験やデータや知識があっても毎回試行錯誤の繰り返しです。
窯焚き中ももちろん見て頂けますのでみなさま、是非御覧下さい109.png173.png

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# by soutouen | 2019-02-15 14:57 | 店長一号 | Comments(0)

焚口脇の花入れ その2



前回に引き続き、
登り窯の焚口脇で焼いた花入れ109.png

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角柱です。
ええ、装飾も何もないただただひねった“なんでもない長ーい角柱。
ですが、そのシンプルなだけに灰と炎の景色を広い面積で楽しんで頂けるかと121.png




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前回の花入れは火袋の焚口脇で焼いたモノでしたがこちらは間焚きの部屋の焚口脇。
せっかちな僕は写真を撮る前にモノを取ってしまいましたが・・・
左下の台で高さを上げて“めつち”が残っている上に角柱が詰まっておりました129.png
焚口脇というのは同じでも部屋が違うとずいぶんと印象が違って仕上がります158.png



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なんといっても、自然の炎と灰による「景色」の美しさ、
四つの面それぞれ、また底面や内側など角柱という形状の上に映えます!164.png




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伝統的なスタイルの花入れや壷を灰被りで焼くのは常ですが、
現代的な暮らしに添ったこういったモノを灰の被る箇所で焼くのも
造り手・使い手、双方の幅を広げてくれると願っております107.png


【上田宗 ひねり角柱花入れ】

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さて、次の登り窯もだいぶ詰まってきております!!166.png
2月14日(木)の火入れに向けて一万数千点の様々な品物が窯詰めされていきます。
窯焚きの見ごろは2月16日(土)~19日(火)です。
窯の傍はあったかいよー115.png

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# by soutouen | 2019-02-03 16:26 | 店長一号 | Comments(0)

焚口脇の花入れ その1


前回の登り窯で火袋の焚口脇で焼いた花入れ。

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花入れと言っても伝統的な形状ではなく、
和洋関わらず使えるフォルムに投げ入れも出来るような広めの口造りです。

いつもおもしろい焼き味に出てくる箇所ですので、
花入れとか抹茶碗、飾り皿などをそこに詰めます101.png


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火を入れる前はこのような状態で詰まっております。
耐火煉瓦(マクラ)や割れ棚板を積み上げてかなり高さを上げておりますが
焼成時、左に見える脇の焚口の下くらいまでは燠に埋もれますので
低すぎるとまっ黒に焼けてしまいます105.png
毎回詰めるモノによってちょうど“景色がつくよう高さを調整しております。

また、正面を壁に向けて詰めておりますが、それは・・・

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こちら側も比較的黒く焼け、壁側の方がおもしろい仕上がりになる為です。
それでも360°景色のつく箇所ですので、
ここで焼いた花入れは床の間のように前しか見れないところより
ダイニングテーブルの中央等、外国の花瓶のような使い方が合っているかもです123.png


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思いがけず窯に悪戯されて、数カ所に“ヘキ”が付きました147.png
“ヘキ”とは「壁」からきている言葉だと思うのですが、
窯の内壁が焼成時や冷却時に崩れてきたものを言います。
これはこれでアリかなぁ~125.png


【上田宗 ひねり変形花入れ】

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そして早くも次回の登り窯に向けて窯詰めが始まっております!!166.png
来月の火入れに向けて徐々に一万数千点が窯詰めされていきます。
2月14日(木)火入れ予定です!!
ええ、バレンタインデーです!
チョコの日ですよ!!
「だからどうした?」とか聞こえますが・・・141.png
窯焚きの見ごろは16日(土)~19日(火)ですのでチョコ持ってぜひ!(笑)124.png

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# by soutouen | 2019-01-24 16:08 | 店長一号 | Comments(0)

2019年、最初の投稿です。
ようやく長い眠りから覚めました105.png

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本年もどうぞよろしくお願い致します。



年が変わる時期には色々とさっぱりしたくなるもので、
僕なんかは毎年の暮れには散髪に行っている気がします115.png
皆同じように思うのか床屋も年末は混んでおり、
いつもは予約もなしにふらっと行って切ってもらっておりますが年末は少し順番待ちをする事があります。
ちなみに子供の時から行っている床屋で、今まで美容院には行ったことがありません106.png


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って話がそれましたが・・・
今回さっぱりしたのは僕の頭でなく当苑の一般第一駐車場のこの木です。
何十年も前に目隠しにと植えられたものですが、
長い月日をかけてスクスクと育ちかなりうっとおしい状態に143.png

登り窯で使う薪をお願いしている山師さんにお願いして枝払いをして頂きました101.png


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兄弟山師の奥村ブラザーズ124.png
お二人ともけっこうなお歳ですが、それこそマリオBROS.なみの動きで枝に登って
鋸で次々と枝を落としていかれます146.png



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あれよあれよという間に「なんという事でしょー!!」な仕上がりに150.png
中途半端に枝や葉が残っているように見えますが、全部落として木が死んでしまわないようにらしいです109.png
この木、ずっとおじいさんからは“ヒマラヤスギ”と聞かされていましたが、
奥村さんに聞いたら“ゴヨウマツ”らしいです129.png
また温かくなる頃にはいい具合に仕上がってくることでしょう165.png


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さて、そんな奥村兄弟が持ってきてくれる赤松を大量に使う大登り窯ですが
来月中旬にはまた火が入ります!!
モノを作るのも焼くのも我々ですが、薪を準備して頂ける山師さんあっての仕事です。
どちらも時代と共に少なくなってきている仕事ですが、
今年もまたがんばって焚いて参りたいと思います!!102.png

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# by soutouen | 2019-01-14 17:47 | 店長一号 | Comments(0)